(ライターFT)
漫才、コントの今昔 2
1980年から1982年、どのチャンネルを回しても漫才師がテレビに登場し、お茶の間を賑わせていました。
やすし・きよし、ツービート、B&B、ザ・ぼんち、紳助・竜介、西川のりお・上方よしお、太平サブロー・シロー、オール阪神・巨人、今いくよ・くるよ、宮川大助・花子、当時の若手と呼ばれた漫才師が大活躍していました。
漫才ブームは2年程続きましたが、現在は芸人さんがテレビ番組のキャストとして、見ない日はありません。
漫才ブーム前の1974年、お笑い芸人の登竜門である第5回NHK上方漫才コンテストの舞台裏を描いたドキュメンタリーです(75年NHK放映)。若手時代の海原はるか・かなた(はるか師匠の髪ふさふさ!)、浮世亭ケンケン・てるてるの姿を通し、お笑い界の厳しさが描かれます。
浮世亭ケンケン・てるてるの漫才スタイルを真似たとされているのが、紳助・竜介やB&B、島田紳助と島田洋八は浮世亭ケンケン・てるてるの、掛け合いを無視してボケが一方的に喋りまくるという漫才のスタイルがヒントになり、漫才ブームが巻き起こったと言っても過言ではない。浮世亭ケンケン・てるてるは現在、伝説の漫才師と呼ばれているが、彼らが、起爆剤となり、天才漫才師、紳助と洋八が大きく飛躍する。以降の活躍は40代以上の人なら大方の人は知っているはずです。
歴史は奥深いですね。