(ライターFT)
疲労回復方法だ!
●【猛暑見解2018】猛暑はいつまで続く?“ダブル高気圧”の影響でピークは2度到来
異常な暑さが続いています。
夏は暑いモノですが、とにかく今年はヤバい暑さが続いています。長い夏が始まりましたね。
暑さが続くと、身体の疲れもたまりやすくなります。やはり疲労回復することを考えないと、長い夏は乗り越えられないですね。
夏バテにならないようにまずは質の良い睡眠です。
夏バテの代表的な症状として以下のようなものがあります。
全身がだるく、疲れがとれない
胃腸の調子が悪くなり、食欲がなくなる
疲れているのに夜眠れない
これらは自律神経がフル回転しているために起こる、脳疲労が原因になっていると考えられています。大量に汗をかく夏は、自律神経が汗を出せと指令を出します。気温が高いと、睡眠中も大量の汗をかきます。自律神経は常に汗を出せと指令を出しっぱなしになります。これが疲れの原因になります。さらにエアコンによる寒暖差、自律神経はさらに混乱し、汗を止めます。
上記イラストのように、自律神経の乱れによる体調不良はこんなにもあります。体を操る縁の下の力持ちが、自律神経という訳です。
起床したら朝日を浴びることで、睡眠ホルモンが抑制されてきますので、眠気は解消してきます。その後に常温の水、もしくはヌル目の白湯をコップ一杯の水分を取りましょう。
水を飲むと自律神経が活性化されます。朝は老廃物を代謝する時間でもあり、デトックスのゴールデンタイムと言われています。効果的に朝のデトックスタイムを利用し、疲れの元でもある老廃異物を出しておきましょう。要するに朝一で常温の水か、ヌル目の白湯飲んでうんこしちゃいましょうということです。
人の眠りには「レム睡眠」(脳は起きていて体が眠っている睡眠)と「ノンレム睡眠」(脳も体も眠っている睡眠)の2種類があり、それを繰り返しながら眠っています。
寝つくとまずノンレム睡眠が訪れます。とりわけ最初の90分間のノンレム睡眠は、睡眠全体の中で最も深い眠りです。この段階の人を起こすのは難しく、無理に起こされた人は頭がぼーっとした状態で目が覚めます。
「睡眠の質を高めるには、"最初のノンレム睡眠"をいかに深くするかということがポイントです。ここで深く眠ることができれば、その後の睡眠リズムが整い、自律神経やホルモンの働きが良くなり、翌日のパフォーマンスも上がります」
グロースホルモンという成長ホルモンがノンレム睡眠の90分間で質の良い睡眠の場合、最大限に分泌されます。成長ホルモンが出なくなると、心臓の機能が徐々に低下していきます。その状態が長く続けば続くほど、心筋梗塞や狭心症の前段階ともいえる動脈硬化が進み、生命の危険(心不全)にまで及びます。
成長ホルモンは、睡眠中と運動後に分泌されると言われます。
・運動後に成長ホルモンが分泌されるから、運動後のたんぱく質をとると良い。
・アスリートにとって昼寝は成長ホルモンの分泌に貢献するから勧められる。
とも言われますが、そのほとんどが夜間の睡眠中に分泌されているそうです。
睡眠の質を高めるために、寝る前に明るい光を見ない!熱めの温度で入浴しない。
睡眠の質を高めるために、遅い夕食には揚げ物は避ける。
「黄金90分」を深く眠ることができれば、グロースホルモンの80%近くは確保できるのです。仮に5時間睡眠で起きなくてはならなくても、「黄金の90分」をしっかりと眠れば、グロースホルモンの全体量はさほど減らさずにすみます。
すると眠っている間に自律神経が整うということになります。
夏の疲れは自律神経にアリです。
自律神経を整え、快適な夏を目指しましょう。