(ライターFT)
私たちの身の回りに起こる未来 自分の親の介護
2025年には団塊の世代と呼ばれる人たちが75歳以上の後期高齢者になります。この頃は、日本の社会保障費はピークを迎え、介護保険量などの支払い、医療保険が高額になり高齢者の負担は増えてくるでしょう。政府は対策しているとは思いますが、負担がのしかかることは間違いないでしょう。
これが2025年問題と言われている問題です。
団塊の世代の子供達は、両親の介護や、自分の仕事などで大変な時代なのかも知れません。
しかし2025年まで2018年から数えると、7年後になります。
7年後の近い将来、私たちがしておかないとならない事は、「備えておく」という事でしょう。社会保障費が足りなくなるのは現時点でわかっています。だから備えておく事は必要という事です。お金を貯めておく事は、団塊の世代の人たちは必要でしょう。その子供たちも、もちろん必要でしょう。
消費税もさらに上がり、生活にダメージを与えることも想定しておきましょう。
しかし一方で、生産性の向上を図り、介護もいまより随分楽になっている可能性が考えられます。介護ロボがどこまで進化するかは大きなポイントになりますが期待しましょう。
現在はまだ、介護側の補助的なマシーンが多いですが、今後は補助的なマシーンより直接的な介護ができるロボットが出てくるでしょう。
もう一つは介護を必要としない、介護される側の補助的なマシーンが出てくるでしょう。これは、義足や義手などの進化により、歩行が困難な高齢者に対して、介助なしで日常生活に不自由することがなく、介護人も必要なく、自分でなんでもできるマシーンです。
こうした自活可能なマシーンが進化するに連れ、今まで車椅子を話せなかった人が、自力で外出できるというのは、その人の健康寿命も伸びる可能性があります。医療などと連携して、リハビリなどの現場にも活用されるでしょう。
これからはこうした介護マシーンが主流になるでしょう。もちろん費用はまだまだ高いですが、ここに法律が絡み、開発が進めば一般的になって行くのではないでしょうか。こうしたマシーンを装着しながら、仕事をする高齢者も出てくるかも知れません。
国は介護費用を抑えたい、介護が必要な高齢者は自分で何でもしたい、そこに高性能な介護マシーンが普及するとどちらに対してもメリットがありますね。少し先の未来、この技術はきっと流行って行くでしょう。
そして医療の進化、2025年の医療はどこまで進化しているのでしょう。
ニュースでは2025年問題は、イメージ的にかなりくらい報道が多くされています。多くの人が不安に感じているからだと思いますが、こうした技術の進化や医療の進化で、ギリギリのところで問題をクリアして行く必要があります。
医療問題も徐々に変化してきています。
簡単に大病院にいけなくなっています。
しかし自宅近所の診療所や医院などで、薬の処方などだけなら間に合います。大きな病院で必要なのは検査や入院が必要な人だけです。
これは私たちにとっても近くに主治医がいるという事は大きなメリットです。
近所の主治医は患者の話を聞いてくれます。
私も脳梗塞をやって、総合病院に通っていましたが、仕事は休まないとならないし、待ち時間は多いし、3ヶ月後に総合病院の担当の先生に話し、近くの診療所で診てもらいたいので、紹介状を書いて欲しいと依頼し、現在は夕方や土曜日の午前中に受信し、薬を処方してもらっています。時間も1時間もかからず、費用もかなり安い。
科学と医療と産業の進歩は必ずやってきます。
未来は暗いばかりではないのです。
私たちがしないとならないのは、明るい未来を描く事です、
介護者に負担をかけない生き方ができるように備えておく事です。