●脳梗塞のリスクになる「心房細動」って知っていますか?
(ライターFT)
脳梗塞になっちまった!
2017年10月の半ば、緊急入院し、検査の結果脳梗塞なった。10月の初旬から左半身に痺れが時折起こり、数分で治る症状が何度かあった。2015年に一過性脳虚血発作という脳梗塞の一歩手前の状態で病院に運び込まれたことがあった。
2015年の季節の変わる頃だったと思いますが、当時、西成のあるホームレス施設で相談員として勤務していたのですが、宿直明けの朝、左足に力が入らないという症状に見舞われました。5分も経たないうちにその症状は消えたのですが、その日の帰りに花園町の歩道橋を登っていた時、また同じ症状に見舞われたのです。
歩道橋を登りきる前に軽い目眩がまた起こってしまった。左足を上げているつもりだったのだけど、歩道橋、一番上の階段を上ろうとした時、足を上げているつもりなのに上がらず、階段に左足を引っ掛けてしまい転倒しそうになった。思わず左手を出し、転倒を防ごうと、とっさの出来事で左手を出したはずが、出ない・・・
そして派手に転倒したのです。幸い咄嗟に体を反転させたので、怪我はなく大した転倒にも至らなかったのだけど、妙におかしい。医療関係に勤めている嫁がちょうどこの日、仕事が休みだったのですぐに電話し、症状を説明すると、
「すぐに病院に行け!」
と強い口調でいうのです。
「そんな大げさな」
と思いましたが、これはただ事ではないという雰囲気が嫁から感じ取れたので自宅近くの病院に行くと伝え、JR環状線に乗り最寄りの駅まで自分で帰りました。電車に乗っている時はそうした症状は一切起こらず、病院に行かなくてもいいのではと思うほどでした。
最寄の駅につき、娵に電話し「症状が治っているから一旦家に帰る」と伝えると「絶対に病院に行け」という指示。あまりにも意思の強い言い方だったのでいつも行っている小さな診療所に行く事になった。幸い患者も少なくすぐに診察室に通され主治医に症状を説明すると近くの総合病院に連絡を入れられ、そのままタクシーを呼ばれ総合病院に行く事になった。
総合病院での診断は「一過性脳虚血発作」という脳梗塞の一歩手前の状態となり即入院を言い渡された。すぐに点滴治療が開始され、脳内に起こっているであろう梗塞(血栓)を流すために血液をサラサラにする薬の点滴治療が開始された。入院期間は約1週間だった。退院後は抗血液凝固剤であるエリキュースという薬を処方された。こうしたことが2015年にあり、数ヶ月は薬を飲んでいたのだけど、特に症状もなく薬代が高いのと別の理由で近くの総合病院から少し距離のある病院に転院し、月に一度の通院を行っていた。
結局、半年間ほど薬は飲んでいたのだけど、その病院と軽いトラブルになり、行くのを辞めてしまったのです。トラブルというのは薬の処方量のミス、もちろん病院側の不手際だったのだけど、電車やバスで通うことがおっくうで自転車で行っていたのですが、微妙に距離もあるので行かなくなったのが理由です。
こうした出来事が起こる15年程前から、私は心臓に疾患があったのです。
心房細動という不整脈の病気を抱えていたのだけど、その微妙に遠い病院でカテーテルアブレーションという手術を受け。心房細動については完治していたのです。
心房細動という病気は非常に厄介な病気で、死に至る病気ではないのだけど、血栓を作りやすい病気になり、投薬治療が必須になる病気なのです。
(ライターFT)
脳梗塞になっちまった!
2017年10月の半ば、緊急入院し、検査の結果脳梗塞なった。10月の初旬から左半身に痺れが時折起こり、数分で治る症状が何度かあった。2015年に一過性脳虚血発作という脳梗塞の一歩手前の状態で病院に運び込まれたことがあった。
2015年の季節の変わる頃だったと思いますが、当時、西成のあるホームレス施設で相談員として勤務していたのですが、宿直明けの朝、左足に力が入らないという症状に見舞われました。5分も経たないうちにその症状は消えたのですが、その日の帰りに花園町の歩道橋を登っていた時、また同じ症状に見舞われたのです。
歩道橋を登りきる前に軽い目眩がまた起こってしまった。左足を上げているつもりだったのだけど、歩道橋、一番上の階段を上ろうとした時、足を上げているつもりなのに上がらず、階段に左足を引っ掛けてしまい転倒しそうになった。思わず左手を出し、転倒を防ごうと、とっさの出来事で左手を出したはずが、出ない・・・
そして派手に転倒したのです。幸い咄嗟に体を反転させたので、怪我はなく大した転倒にも至らなかったのだけど、妙におかしい。医療関係に勤めている嫁がちょうどこの日、仕事が休みだったのですぐに電話し、症状を説明すると、
「すぐに病院に行け!」
と強い口調でいうのです。
「そんな大げさな」
と思いましたが、これはただ事ではないという雰囲気が嫁から感じ取れたので自宅近くの病院に行くと伝え、JR環状線に乗り最寄りの駅まで自分で帰りました。電車に乗っている時はそうした症状は一切起こらず、病院に行かなくてもいいのではと思うほどでした。
最寄の駅につき、娵に電話し「症状が治っているから一旦家に帰る」と伝えると「絶対に病院に行け」という指示。あまりにも意思の強い言い方だったのでいつも行っている小さな診療所に行く事になった。幸い患者も少なくすぐに診察室に通され主治医に症状を説明すると近くの総合病院に連絡を入れられ、そのままタクシーを呼ばれ総合病院に行く事になった。
総合病院での診断は「一過性脳虚血発作」という脳梗塞の一歩手前の状態となり即入院を言い渡された。すぐに点滴治療が開始され、脳内に起こっているであろう梗塞(血栓)を流すために血液をサラサラにする薬の点滴治療が開始された。入院期間は約1週間だった。退院後は抗血液凝固剤であるエリキュースという薬を処方された。こうしたことが2015年にあり、数ヶ月は薬を飲んでいたのだけど、特に症状もなく薬代が高いのと別の理由で近くの総合病院から少し距離のある病院に転院し、月に一度の通院を行っていた。
結局、半年間ほど薬は飲んでいたのだけど、その病院と軽いトラブルになり、行くのを辞めてしまったのです。トラブルというのは薬の処方量のミス、もちろん病院側の不手際だったのだけど、電車やバスで通うことがおっくうで自転車で行っていたのですが、微妙に距離もあるので行かなくなったのが理由です。
こうした出来事が起こる15年程前から、私は心臓に疾患があったのです。
心房細動という不整脈の病気を抱えていたのだけど、その微妙に遠い病院でカテーテルアブレーションという手術を受け。心房細動については完治していたのです。
心房細動という病気は非常に厄介な病気で、死に至る病気ではないのだけど、血栓を作りやすい病気になり、投薬治療が必須になる病気なのです。