魔太郎がくるB 未収録作品「悪魔のようなチビ」 削除された切人(きりひと⇒きりと)の初登場! 本の匠 ビンテージコミック探検隊
「エコエコアザラク」は連載介し当初こそ残忍なお仕置きをし、殺人をも厭わないダークヒーローだった主人公、黒井ミサだったが人気が出るにつれて黒井ミサの性格が変化し、殺害までには至らなくなった。魔太郎も同じく。
(ライターFT)
呪い系のホラーマンガが超怖い!エコエコアザラクと魔太郎が来る!2
少年誌という媒体での連載上、あまりにも残虐な描写と、倫理に反する殺人という行為はNGだと言うのは理解出来るが、どちらの作品も連載当初は平気で残虐な方法で殺人をしていた。魔太郎に関しては鈍いを使わずに恨みの対象物を残虐な方法で自らの手を染めていた。
途中から出てくるキリトについてはとにかく極悪。
しかも初回登場についてはあまりにも不適切ということで削除されたそうです。
※こちらはドラえもんDVDに収録され、販売停止になった不適切表現
藤子不二雄A先生の代表作は「忍者ハットリくん」、「怪物くん」、「笑うせぇるすまん」など有名作品ばかり。「笑うせぇるすまん」等はダークな作風だが「魔太郎が来る!!」ほど残忍ではない。
特にキリトの横暴っぷりはマンガを読んでいて段々と腹が立ってくる程(笑
藤子不二雄作品野中でのキャラコンセプトについて「魔太郎が来る!!」のコンセプトはいじめられっ子で気が弱いというのは同じなのだけど、魔太郎自身の殺人方法には目を疑う。これがもしジャイアンならと思うとゾッとします(笑
魔太郎の陰湿な心がとても面白かったのですが、後半部分については魔太郎よりキリトにスポットが当たります。
魔太郎が来る!!が描かれた背景として「必殺シリーズ」のヒットがあったのかも知れません。悪人を仕置き人が懲らしめて、この世から消すというこちらも同じようなダークヒーロー達の物語です。
魔太郎の場合、誰かに依頼を受けて恨みを晴らす訳ではなく、自分の恨みの為に殺人を犯し、黒魔術を駆使し、いじめっ子や本当に悪い奴を懲らしめます。
社会ではこうした陰湿な行為が日常的に行われています。
例えば会社でのパワハラ、最近ではあまり見かけなくなりましたが、社会的にこうした事が起こると社会問題になり是正され、影を潜めます。そしてその陰湿な出来事自体が手法を変化させ表に出難いような状況になってきます。
魔太郎の陰湿で陰鬱な気持ちって、今も昔もほとんど同じなのかもって感じています。
藤子不二雄A先生が描いた「魔太郎が来る!!」人間の陰鬱でどうしようもない人間の本質を描いた名作だと感じています。
「エコエコアザラク」は連載介し当初こそ残忍なお仕置きをし、殺人をも厭わないダークヒーローだった主人公、黒井ミサだったが人気が出るにつれて黒井ミサの性格が変化し、殺害までには至らなくなった。魔太郎も同じく。
(ライターFT)
呪い系のホラーマンガが超怖い!エコエコアザラクと魔太郎が来る!2
少年誌という媒体での連載上、あまりにも残虐な描写と、倫理に反する殺人という行為はNGだと言うのは理解出来るが、どちらの作品も連載当初は平気で残虐な方法で殺人をしていた。魔太郎に関しては鈍いを使わずに恨みの対象物を残虐な方法で自らの手を染めていた。
途中から出てくるキリトについてはとにかく極悪。
しかも初回登場についてはあまりにも不適切ということで削除されたそうです。
※こちらはドラえもんDVDに収録され、販売停止になった不適切表現
藤子不二雄A先生の代表作は「忍者ハットリくん」、「怪物くん」、「笑うせぇるすまん」など有名作品ばかり。「笑うせぇるすまん」等はダークな作風だが「魔太郎が来る!!」ほど残忍ではない。
特にキリトの横暴っぷりはマンガを読んでいて段々と腹が立ってくる程(笑
藤子不二雄作品野中でのキャラコンセプトについて「魔太郎が来る!!」のコンセプトはいじめられっ子で気が弱いというのは同じなのだけど、魔太郎自身の殺人方法には目を疑う。これがもしジャイアンならと思うとゾッとします(笑
魔太郎の陰湿な心がとても面白かったのですが、後半部分については魔太郎よりキリトにスポットが当たります。
魔太郎が来る!!が描かれた背景として「必殺シリーズ」のヒットがあったのかも知れません。悪人を仕置き人が懲らしめて、この世から消すというこちらも同じようなダークヒーロー達の物語です。
魔太郎の場合、誰かに依頼を受けて恨みを晴らす訳ではなく、自分の恨みの為に殺人を犯し、黒魔術を駆使し、いじめっ子や本当に悪い奴を懲らしめます。
社会ではこうした陰湿な行為が日常的に行われています。
例えば会社でのパワハラ、最近ではあまり見かけなくなりましたが、社会的にこうした事が起こると社会問題になり是正され、影を潜めます。そしてその陰湿な出来事自体が手法を変化させ表に出難いような状況になってきます。
魔太郎の陰湿で陰鬱な気持ちって、今も昔もほとんど同じなのかもって感じています。
藤子不二雄A先生が描いた「魔太郎が来る!!」人間の陰鬱でどうしようもない人間の本質を描いた名作だと感じています。