大阪の未来 日本の経済政策が新自由主義である以上 :: デイリーSKIN

先週>>
<<次週
[2015年05月26日00時00分00秒]
大阪の未来 日本の経済政策が新自由主義である以上

「アベノミクスの源流を探る」(上)三本の矢と歴史上の経済政策

 新自由主義という言葉があり、日本は安倍総理の元、この政策の元に動いている。

 大阪もそう、橋下市長も新自由主義という旗の元に大阪都構想を描いていた。

(ライターFT)

大阪の未来 日本の経済政策が新自由主義である以上

 
 新自由主義というのは小泉政権時代から始まる。

 分かりやすく言えば、規制を緩和し、市場原理の元に動く政策になる。市場原理、つまり弱肉強食と考えれば解りやすいかも知れない。

 世界で始めてこの政策を行った国はチリである。

 そして南米チリはどうなってしまったのか?

 新自由主義は富を一局に集中させ、貧富の差が生まれる。つまり格差社会が産まれる。その後は、一部の人々が利益にありつき、やがて経済は緩やかな低迷を始める。貧困率はチリの歴史の中でも最悪の状態となり、チリは新自由主義を捨てる。

 アメリカもレーガン大統領時代に新自由主義を政策として採用し、現在の最悪のアメリカを造ってしまった。

 日本もこの最悪のシナリオを継承している。

 バカボンに似た変なオッサンがこの経済政策を提唱し、未だにこの政策は続いている。

 大阪も橋下市長がトップにいる限り、新自由主義が変わる事はない。

 橋下市長と戦うのではなく、新自由主義と私達は戦わないといけない。

 お金の話になるのだけど、お金というのは道具として使用するのか、目的として使用するのかで人が豊かになる度合いが違ってくる。

 お金を稼ぐ目的として使用する場合、お金を稼ぐ事だけに集中し、不幸な状況に陥りやすい。あくまでもお金は生活を豊かにする為の道具に過ぎない。幸せになる為のアイテムとしてお金という存在を認識すべきではないだろうか?

 大阪の負債は多い。大阪府の負債と大阪市の負債を合体させ、大阪府の負債を何とか隠そうとしたのが、大阪都構想と言える。まさにお金を稼ぐ目的として彼は動いてしまったのだ。

 この事に気がついているのは一部の経済に詳しい人達だけ。

 大阪都構想が否決され、取りあえずは良かった。

 でもまだ安心出来ない。

 大阪市の政策が、新自由主義を元にしている以上、大阪は浮き上がれない。いつまでも企業や一部の投資家が利益を上げ続け、格差が広がるのはチリやアメリカの例を見ても間違いない。日本も現実にそうなっている。

 橋下市長は痛みしか無いと選挙で言っていた。

 私はタレントとしての橋下氏は好きであったが、この言葉を聴いた時に悪寒が走ったのを今でも覚えている。











🌟とにかくセクシーなMUSIC PV ニッキー・ミナージュ ケツを自在に動かせるスンゴイ技

先週>>
<<次週
メニュー