政治批判はあまりしたくないのですけど
もう我慢出来ません。
(ライターFT)
橋下市長の批判をする
「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」
桜宮高在校生ら
記事前文引用
在校生は「まだ覆せる。できることは何でもやりたい」と憤り、受験生は「詳し
い情報がほしい」と困惑した。21日、大阪市教委が決定した市立桜宮高校の体育系
2科入試の募集中止は大きな波紋を広げた。
「本当に残念。言葉が出ない」「納得できない」。同校の運動部を引退した元主将
ら3年生の生徒8人は21日夜、市役所で記者会見して涙声で訴えた。
制服姿で臨んだ会見。同じ時間、市役所の同じフロアで橋下徹市長は記者団に「す
ばらしい決定」と称賛していたが、生徒たちは「市長は何も分かっていない」「生徒
の話を聞いてくれなかった」と強い不満を漏らした。
同校では運動部が活動停止の状態。さらに橋下市長が同校の教員総入れ替え人事を
求めている。生徒の1人は「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当
につらい」とうなだれた。
同校体育系2科を志望している受験生や保護者からも戸惑いや憤りの声が上がった
。大阪府内の中学3年の女子生徒(15)は「行きたいという思いは今も変わらない
。(市教委の決定内容の)詳しい情報がほしい」。別の高校の受験も選択肢に入れて
いるが、願書の提出期限まで情報収集して決定するという。
生徒の母親(43)は「どういう教育方針になるか、早急に説明会を開いてもらい
たい」と要望した。
橋下市長は同日午前、同校を訪問。在校生に「(学校のあるべき方向性が決まる前
に)入試を継続するのは大阪の恥」などと理解を求めたが、在校生からは「受験は人
生に一度。受験生から機会を奪ってほしくない」「市長の発言で苦しむ人がいる」な
どの意見が上がった。
市長はこの際、物議を醸した自身の「(受験生は)生きているだけで丸もうけ」と
いう発言については「生きていれば回り道をしても、自分のやりたいことに向けて進
める。大きな人生で回り道をすることもあるという意味だ」と釈明したというが、市
役所で会見を開いた生徒は「自分をかばっている釈明で、私たちには何の謝罪もなか
った」などと批判していた。
◇
体罰をめぐる問題について、ご意見、提言などをお寄せください。
住所、氏名、年齢、電話番号を明記のうえ、メールでiken@sankei.co.jpへ。郵送の場合は〒556−8661(住所不要)産経新聞大阪社会部、ファクスは06・6633・9740。お問い合わせすることもあります。
皆さんで意見を寄せませんか?
賛否はあると思います。
橋下市長の考えに賛同する意見もあるでしょう。
死んでしまった生徒のこともあります。
私の考えは今回の市長の裁定には疑問を感じ憤りを感じます。
今まで市長は体罰について少しなら容認などというコメントを残していました。
もちろん今回の事件で考えを改めたのならそれでいい。
しかし彼の口から出る言葉の軽さが非常に気になります。
スポーツの勝利至上主義、それによる体罰の容認は許せないというのには賛成です。
だけどこの言葉の軽さと独裁的すぎる決定、何人の子供達が泣くのか。
そして彼が市長になり大阪はどう変るのか、どう変ったのか?