中島らもというジャンキー小説家4 :: デイリーSKIN

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[2012年11月17日00時00分00秒]
中島らもというジャンキー小説家4

 
 大人にならずに死ぬなんて、つまらんじゃないか。
せめて恋人を抱いて、もうこのまま死んでもかまわないっていうような夜があって。
天の一番高い所からこの世を見おろすような一夜があって。死ぬならそれからでいい
じゃないか。
(今夜、すべてのバーでよりの名言)




(ライターFT)

中島らもというジャンキー小説家4


 

当時このNHKの番組を見たとき私はかなりショックを受けた記憶がある。

 らもさんがまるで廃人じゃないか!

 彼は躁鬱を患っていた。

 アルコールによるものなのか、薬物によるものなのか原因はきっと多様だろう。

 バンドオブナイトを読むと分かるがあの小説が彼の実体験だとしたら、読んでて
吐き気をもよおす程のジャンキーっぷりだ。

 ユアン・マクレガー主演のトレイン・スポッティングのようだ。



 いやジョニー・デップ主演のラスベガスをやっつけろ!か?



 中島らもという小説家は人間的にも面白い。

 エッセイなどはすぐに読める。

 内容がないんだけど電車で読んでいるとニヤニヤした不気味な笑みがこぼれる。

 小説も面白い。

 今は死んでしまったけれど、また読み返したい小説家だ。

 

 生きた人間のすることじゃないのよ、悲しみ続けるのは。
(ガダラの豚よりの名言)

 











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