数日前のニュースです。
メルトダウンしていた福島原発。
ウソにウソを重ね
どうするつもりなのか?
(ライターFT)
メルトダウン
1号機メルトダウン「想定外」〜細野補佐官
福島第一原子力発電所1号機で、燃料棒が溶け落ちる「メルトダウン」が起きていたことについて、細野首相補佐官は13日、事故対策統合本部の会見で「想定外だった」と述べ、事故の収束に向けた工程表を見直す考えを示した。
福島第一原発1号機では、燃料棒が溶け落ちたことで原子炉圧力容器に穴が開き、冷却のための水が漏れ、格納容器からも漏れているとみられている。
「(燃料が)溶融しているだろうと思っていたが、下の方にほぼ全てが集まっている状況までは想定していませんでした」−細野首相補佐官はこのように述べ、認識が甘かったと認めた。今後、圧力容器のデータが正しく計測されているかを検証し、17日に工程表の見直しを発表する考え。
一方、「東京電力」は13日、1号機で放射性物質の飛散を防ぐ新たな取り組みを始めた。原子炉建屋の周りに鉄骨を組み、ポリエステル製のカバーで覆う計画で、周辺の敷地を整備するなど準備が行われている。早ければ、来月からカバーの設置工事を始めるという。
メルトダウン
とは一体どういうことか?
原発事故で基本的に一番おきてはいけない状況を指します。
メルトダウンとか炉心溶融という言葉、もしくは燃料棒溶解という表現が使われます。
今回も完全にマスコミでは大きく取り上げていない。
大問題と感じています。
「(燃料が)溶融しているだろうと思っていたが、下の方にほぼ全てが集まっている状況までは想定していませんでした」−細野首相補佐官はこのように述べ、認識が甘かったと認めた。
細野首相補佐官のコメントですがまるで他人事のような言い方。
溶融の結果
溶融の結果炉心溶融の結果としては、冷却能力の復旧で大事に至らないケースもあるが、高熱に溶融した燃料が、物理的条件によって、溶融貫通、水蒸気爆発、再臨界などに至る可能性もある。それら発生し得る現象を以下に説明する。
溶融貫通自らの発する熱で高温になった溶融燃料は、鉄の融点よりも温度が高い。このため、冷却が不十分であると、厚い鋼鉄製の原子炉圧力容器や、それに比較すると薄い原子炉格納容器の壁を溶融貫通する可能性がある。
格納容器に溶融燃料が落ちると、圧力容器という砦が破られたことになり、格納容器からの排水・排気を通じて、周辺環境に核分裂生成物が漏洩することにつながる。
格納容器を貫通すると、その台のコンクリートと融合して溶岩状になることもある。チェルノブイリ原子力発電所事故[6]では原子炉の容器は二重構造ではなかったが、容器を抜けた溶融燃料が他の物質を溶け込ませて溶岩状燃料含有物質、外観から「象の足[7]」と呼ばれるものを形成した。
水蒸気爆発沸騰水型原子炉(福島第一原子力発電所もそのひとつ)において、一般的にありえて防がねばならない重大な原子炉事故のひとつとして、燃料溶融に起因する水蒸気爆発[8]がある。冷却能力喪失によって高熱になった溶融燃料が鋼鉄製の圧力容器の底を破って格納容器に落下した瞬間、溶融燃料に触れた格納容器の水から超大量の水蒸気が発生する結果格納容器の設計限界圧力を超えてドカンと爆発するものである。水蒸気爆発がおきた場合、格納容器とその中の圧力容器にあった超大量の核分裂生成物(放射性物質)すべてが大気、水に広範囲に飛散してしまう。
ただ、溶融の具合、圧力容器と格納容器中の水や水蒸気の状態によっては、燃料が圧力容器を溶融貫通しても、水蒸気爆発が起こらない場合もある。
水蒸気爆発事故を防ぐためには、とにかく圧力容器に冷却水を注水して、発生している崩壊熱を除去し続けることである。
再臨界また、別のタイプとして、溶融燃料の形状、配置、水との混合具合によって臨界条件が満たされてしまうようなことがあると(再臨界)、飛び交う中性子が減衰しなくなって連鎖反応が起こる。一瞬ピカッと核暴走が起こり、その結果エネルギーと新たな核分裂生成物が発生する。水は減速材として連鎖反応を助長する方にはたらく。
再臨界による核暴走は、爆発エネルギーを最大にしようとする原子爆弾の爆発とは機構が異なり爆発力は比較的小さい。しかし、再臨界によって水素爆発または水蒸気爆発が引き起こされ、原子炉全体ごと飛散した場合には、超多量の放射性物質が環境に飛散することとなり、被害は甚大になる。ただ、物理条件によっては、再臨界が起こっても爆発が起こらない可能性もある。
再臨界事故を防ぐために、一つとしてホウ素が有効である。ホウ素は中性子を吸収するので連鎖反応を抑制する事が出来る。ホウ酸を冷却水に混合することがあるのはこの為である。制御棒にも中性子吸収剤が含まれているので、溶融燃料に制御棒も一緒に溶融していれば一定の効果があると考えられる。
再臨界は、圧力容器、格納容器、使用済み燃料プールなど場所に限定されない。溶岩状、粒状などになった溶融燃料が窪んだ底部や容器の片隅に高密度に集まると危険度が高い。逆に平らな床に低密度で飛び散っている場合は危険度が低い。
全てがおかしくなっている今の日本。
本当のことを告げてくれる武田教授のHPではこんな記載がされている。
地球の反対側に出るという説までありますが、それほど巨大なエネルギーで止めようがないということ。
武田教授も影響が小さいとは言っているものの、国と東電から出されているデータは一部とのことです。
推測ですが隠しているのは確実なのではないでしょうか?
福島の復旧に当たっている原発作業員も死亡したニュースが流れました。
国と東電は信用出来ません。
とんでもない事態になっていることだけは確かなことです。
メルトダウンしていた福島原発。
ウソにウソを重ね
どうするつもりなのか?
(ライターFT)
メルトダウン
1号機メルトダウン「想定外」〜細野補佐官
福島第一原子力発電所1号機で、燃料棒が溶け落ちる「メルトダウン」が起きていたことについて、細野首相補佐官は13日、事故対策統合本部の会見で「想定外だった」と述べ、事故の収束に向けた工程表を見直す考えを示した。
福島第一原発1号機では、燃料棒が溶け落ちたことで原子炉圧力容器に穴が開き、冷却のための水が漏れ、格納容器からも漏れているとみられている。
「(燃料が)溶融しているだろうと思っていたが、下の方にほぼ全てが集まっている状況までは想定していませんでした」−細野首相補佐官はこのように述べ、認識が甘かったと認めた。今後、圧力容器のデータが正しく計測されているかを検証し、17日に工程表の見直しを発表する考え。
一方、「東京電力」は13日、1号機で放射性物質の飛散を防ぐ新たな取り組みを始めた。原子炉建屋の周りに鉄骨を組み、ポリエステル製のカバーで覆う計画で、周辺の敷地を整備するなど準備が行われている。早ければ、来月からカバーの設置工事を始めるという。
メルトダウン
とは一体どういうことか?
原発事故で基本的に一番おきてはいけない状況を指します。
メルトダウンとか炉心溶融という言葉、もしくは燃料棒溶解という表現が使われます。
今回も完全にマスコミでは大きく取り上げていない。
大問題と感じています。
「(燃料が)溶融しているだろうと思っていたが、下の方にほぼ全てが集まっている状況までは想定していませんでした」−細野首相補佐官はこのように述べ、認識が甘かったと認めた。
細野首相補佐官のコメントですがまるで他人事のような言い方。
溶融の結果
溶融の結果炉心溶融の結果としては、冷却能力の復旧で大事に至らないケースもあるが、高熱に溶融した燃料が、物理的条件によって、溶融貫通、水蒸気爆発、再臨界などに至る可能性もある。それら発生し得る現象を以下に説明する。
溶融貫通自らの発する熱で高温になった溶融燃料は、鉄の融点よりも温度が高い。このため、冷却が不十分であると、厚い鋼鉄製の原子炉圧力容器や、それに比較すると薄い原子炉格納容器の壁を溶融貫通する可能性がある。
格納容器に溶融燃料が落ちると、圧力容器という砦が破られたことになり、格納容器からの排水・排気を通じて、周辺環境に核分裂生成物が漏洩することにつながる。
格納容器を貫通すると、その台のコンクリートと融合して溶岩状になることもある。チェルノブイリ原子力発電所事故[6]では原子炉の容器は二重構造ではなかったが、容器を抜けた溶融燃料が他の物質を溶け込ませて溶岩状燃料含有物質、外観から「象の足[7]」と呼ばれるものを形成した。
水蒸気爆発沸騰水型原子炉(福島第一原子力発電所もそのひとつ)において、一般的にありえて防がねばならない重大な原子炉事故のひとつとして、燃料溶融に起因する水蒸気爆発[8]がある。冷却能力喪失によって高熱になった溶融燃料が鋼鉄製の圧力容器の底を破って格納容器に落下した瞬間、溶融燃料に触れた格納容器の水から超大量の水蒸気が発生する結果格納容器の設計限界圧力を超えてドカンと爆発するものである。水蒸気爆発がおきた場合、格納容器とその中の圧力容器にあった超大量の核分裂生成物(放射性物質)すべてが大気、水に広範囲に飛散してしまう。
ただ、溶融の具合、圧力容器と格納容器中の水や水蒸気の状態によっては、燃料が圧力容器を溶融貫通しても、水蒸気爆発が起こらない場合もある。
水蒸気爆発事故を防ぐためには、とにかく圧力容器に冷却水を注水して、発生している崩壊熱を除去し続けることである。
再臨界また、別のタイプとして、溶融燃料の形状、配置、水との混合具合によって臨界条件が満たされてしまうようなことがあると(再臨界)、飛び交う中性子が減衰しなくなって連鎖反応が起こる。一瞬ピカッと核暴走が起こり、その結果エネルギーと新たな核分裂生成物が発生する。水は減速材として連鎖反応を助長する方にはたらく。
再臨界による核暴走は、爆発エネルギーを最大にしようとする原子爆弾の爆発とは機構が異なり爆発力は比較的小さい。しかし、再臨界によって水素爆発または水蒸気爆発が引き起こされ、原子炉全体ごと飛散した場合には、超多量の放射性物質が環境に飛散することとなり、被害は甚大になる。ただ、物理条件によっては、再臨界が起こっても爆発が起こらない可能性もある。
再臨界事故を防ぐために、一つとしてホウ素が有効である。ホウ素は中性子を吸収するので連鎖反応を抑制する事が出来る。ホウ酸を冷却水に混合することがあるのはこの為である。制御棒にも中性子吸収剤が含まれているので、溶融燃料に制御棒も一緒に溶融していれば一定の効果があると考えられる。
再臨界は、圧力容器、格納容器、使用済み燃料プールなど場所に限定されない。溶岩状、粒状などになった溶融燃料が窪んだ底部や容器の片隅に高密度に集まると危険度が高い。逆に平らな床に低密度で飛び散っている場合は危険度が低い。
全てがおかしくなっている今の日本。
本当のことを告げてくれる武田教授のHPではこんな記載がされている。
地球の反対側に出るという説までありますが、それほど巨大なエネルギーで止めようがないということ。
武田教授も影響が小さいとは言っているものの、国と東電から出されているデータは一部とのことです。
推測ですが隠しているのは確実なのではないでしょうか?
福島の復旧に当たっている原発作業員も死亡したニュースが流れました。
国と東電は信用出来ません。
とんでもない事態になっていることだけは確かなことです。