どうなるエジプト :: デイリーSKIN

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[2011年02月14日00時00分00秒]
どうなるエジプト

 ムバラク氏が辞任、軍が全権掌握

 2・12に全世界を駆け巡ったニュース!

(ライターFT)

 どうなるエジプト


 独裁政権がついに崩壊。



 チュニジアから飛び火した打倒独裁政権がエジプトを大きく揺るがせた。

 この騒動を大きなものにしたツールとしてインターネットだった。
民衆の不満とストレスは腐敗した独裁政権をとうとう倒してしまった。

 この反政府デモ、中東の他の国々にも広がる気配を見せている。
なぜなら中東のほとんどの国が独裁国家に近いからと言われている。

 中でもエジプトの現状はかなり悪く、エジプトで有名なスラム街に行くと貧富の差が良く分かるそうだ。

 道路ではそこらじゅうで寝っころがっている人が多く、仕事を探しても見つからずにただ寝ているしかない状況だという。



 首都カイロのスラムのビルはまさにゴミに埋もれていて、そこに住む人は
ゴミの中で生活しているようです。



 ムバラク政権が崩壊した後はどうなる?

 キーになるのはアメリカだと言われています。

 親米派だったムバラク前大統領が政権を手放したことで選挙が行われることになります。

 民主的な選挙が行われることで予想されるのがイスラム原理主義が政権を
とること。

 アメリカのシナリオとしてはどうしてもそれだけは避けたい。

 なぜイスラム原理主義派が政権を取る可能性があるのか?

 エジプト国内でスラム街などの支援を積極的に行っているのがイスラム原理主義派だからなんです。



 イスラム原理主義=悪というイメージはアメリカが意識的にイメージ
させた戦略と言われています。

 歴史的事実としてキリスト教徒に迫害された歴史を持つ。
しかも一方的に残虐な方法で迫害されてきている。

 超簡単な説明になりますが、そうした歴史的経緯があり

 イスラム原理主義=悪

 と、いうのはアメリカ側が描いた国家戦略といえるかも知れません。

 イスラム原理主義過激派とされているハマスなどはパレスチナ人に対しての
教育や福祉活動なども行う一方、ジ・ハードと呼ばれる聖戦自爆テロなども行っている。

 親米派とされていたムバラク政権が倒された今、アメリカをはじめとする欧米諸国がエジプトに対しどのような政権を望み、エジプトはどう対応するかがポイントになるのではないだろうか。

簡単イスラーム解説 1/8












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