NHK大河ドラマ【龍馬伝】第6回とこれからの展開予想と幕末ブーム :: デイリーSKIN

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[2010年02月14日00時00分00秒]
NHK大河ドラマ【龍馬伝】第6回とこれからの展開予想と幕末ブーム

 皆さん毎週NHK大河ドラマ竜馬伝見てますか!

 2/7の放送は吉田松陰が登場致しました!

 第6回の放送も見ごたえ充分でした。

 すでに幕末ブームといってもいいのではないでしょうか?

 
 映画でも桜田門外の変を題材にした映画が撮影されているようで

 この竜馬伝を筆頭に幕末ブームが起こっていますね!
 

(ライターFT)

 NHK大河ドラマ【龍馬伝】

第6回とこれからの展開予想と幕末ブーム



次回の第7回は竜馬の父、八平が無くなる回となります。

江戸、千葉道場での剣術修業も1年が過ぎ、竜馬は一旦故郷の土佐に戻ります。そこでもやはり黒船来航以来、土佐藩も揺れ動いていました。

竜馬が土佐に戻ると、武市半平太を中心に下級武士達がある動きを見せる。



第7回の放送で放送するかどうかは分かりませんが、武市半平太が下級武士を中心に構成する土佐勤皇党を結成するはずです。



土佐でも生臭い事件がこれから勃発してくるはずです。

では土佐勤皇党とはいったいどんな思想を持った党なのでしょうか?

まず、第6回の放送でも土佐藩の藩政を任されている吉田東洋と武市半平太の会見で大きなズレが生じていました。



武市半平太が唱えるのは ”攘夷” という言葉。

この頃から少し後、尊王攘夷という言葉がにわかに流行りだす。

攘夷というのは外国人を排除する運動を言います。

尊王というのは天皇を敬うということ、尊王攘夷を一言でいえば、外国人を打ち払い、天皇を中心とした政権にするということになります。

中でも武市半平太率いる土佐勤皇党はかなり過激な思想を持った尊王攘夷思想とも言える。

実は竜馬は第6回の放送でも自分が進む道を模索中だったが、武市の考える思想とは異なる考えを持もつようになる。

まだ自分の考えがまとまらないはずなんですね。

竜馬自身が自分の考えをまとめるまでにはまだ数年の歳月がかかります。

また江戸に剣術修行に出ます、その時にある人物を暗殺しに行こうと千葉道場の重太郎に誘われるんです。そこで暗殺するはずの人物に大変感銘を受け、その場で弟子になってしまうのです。

そこで竜馬自身の考えの基礎が出来てきます。

土佐勤皇党に話は戻りますが、武市としては下級武士であれ土佐の藩政を何とか自分が出来ないかを考えます。吉田東洋が土佐の藩政を任されている以上、武市の出番はありえないんです。

すでに第6回の放送では武市と東洋の確執が生まれています。

土佐勤皇党が他の勤皇を掲げた思想よりも過激だったとされるのは、

「一藩勤王」

というキーワードを元に武市が考えていたからと言われている。



当時、攘夷といっても各藩の個人レベルで攘夷を唱えていたが、「一藩勤王」は藩全体で攘夷を唱えていた。

武市半平太の考えの凄いところは、土佐藩を動かし、個人レベルではなく藩として攘夷を果たそうとした。その先には色々な考えがあったとも言われている。

こうした事情から当時としてはかなり過激で特異な思想と考えられていた。

故郷土佐に戻った竜馬はこの武市の考えには初めからあまり乗り気ではなかったようで、

『武市さんがそこまで言うなら仕方ない、やるか』

なんて程度で土佐勤皇党に仕方なく入ることになる。

吉田東洋の考え

開国・公武合体論

この黒船来航以来、幕府の権威は落ちる一方でした。
そして当時の朝廷の発言力も大きくなり、朝廷と幕府が力を合わせて政権を安定させようとする考えを言います。

吉田東洋はそれに加え、開国をして積極的に西洋文化や知識等を取り入れようとした考えを言います。

武市半平太の考えは先にも書いた通り「一藩勤王」を推し進めていた。

特にこれからは土佐の藩政はかなり面白い展開となってきます。

そして岩崎弥太郎もついに江戸に行く事となります。

実際の岩崎矢太郎も土佐では嫌われ者で、周りからは敬遠されていたようですが、竜馬だけは岩崎弥太郎との繋がりを絶たなかった。

第1回目の放送で明治になってからの弥太郎が竜馬の事を聞かれると難色を示した原因というのがこれから随所に出てくると思われます。

そして第7回の河田小龍も登場予定です。

河田小龍

河田小龍とは南宋画という流派のの画家なんですが、吉田東洋のすすめで23歳の時に京都・大阪に遊学したりして土佐では画家以外に知識人としても名を馳せる人物となります。

そして漁に出て難破し、アメリカで数年間過ごした土佐出身のジョン万次郎の取調べを申しつけられ、英語や西洋事情に精通したとされている。

ジョン万次郎

それをまとめた書籍が『漂巽紀略』という。



そこで竜馬は河田小龍に会い、西洋事情を聞き、竜馬自身の考えの基礎を固めて行く。

第7回も目が放せませんね。

映画でも今年の10月封切りの桜田門外の変も後悔されますね、まさに幕末ブームに入ってきましたね!

ではまた来週!











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