(ライターFT）
人はなぜそう思うのか？
インターネットでは発言は基本的に自由、自由って素晴らしいです。
でも自由の裏側には、責任というリスクもついて回ります。
世の中には許せないことやおかしなことが多くあります。
『アタル』飼っていたカナリアを逃がす描写が炎上…「すぐ死んじゃう」「無責任」
上記リンクのニュースでは、「ハケン占い師 アタル」というドラマの中で、杉咲花演じる主人公アタルが飼っていたカナリアをカゴから取り出し、放ちます。
視聴者の意見は
「カナリアを逃がしてもすぐに死んでしまう」「無責任な行為はやめてほしい」「飼っている鳥を逃がすのは犯罪ではないか」「視聴者に誤解を与える表現だ」
ドラマの中でも演出として、カナリアを自由にすることで主人公も自由になれたという単純なことなのだけど、ここに「カナリアがすぐに死んでしまう」というドラマの趣旨から逸れた批判はいらないのでは無いのか？
このニュースは、炎上を取り上げたニュースではなく、ドラマが面白く無いという批判のニュースではあるのだが、個人的な見解、ライターの主観が強く表れているように思います。
このドラマはキャスト個人の生活や思いを炙り出し、毎週主になるキャストが自身の人生に気付きを得て、変わっていくというルーティーンがあるのだけど、ここだけをみて、「カナリアを話すのは虐待に当たる」と感じてしまうのは何故なのだろう。
きっとその視聴者は、動物愛護に詳しい人なのか、カナリアの専門家なのか、普通にドラマを見ているだけならそこまで考えてドラマをみないのではないか？
他にも以下のような意見がある。
・飼われている鳥は、外では、すぐ死んでしまうよ。。
自由にしたくても、ちびっこは、真似したらダメだよ。
・「このドラマはフィクションです。飼育しているカナリアを屋外に放すことは法律に抵触する可能性があります」と言っているが、放鳥した事は事実なのだから、「フィクションです」じゃ済まされない。
・生き物に関心が無い人というのはいるし「ドラマごときでガタガタうるせーな」という人もいるでしょう。ですが放鳥行為の描写のせいで、アタルは小さい命を無責任に放棄する残念なキャラに成り下がってしまった。主人公が生き物を飼育するにあたって、調べられる環境があるにも関わらず、その生態や特徴を知ろうともしていなかったことになります。ドラマとしても、これはダメですよ。
悪い意見はこんなところですか。
ハケン占い師アタル > みんなの感想 からの抜粋
こハケン占い師アタル > みんなの感想を読むと、こうした悪い意見ばかりではなく、毎週楽しみしている遠いう意見も多く、特に炎上しているとは思えない。
刑事ドラマの殺人は何にも言わなくて、カナリアを放つことには毒づく人達。別に構わないのだけど、何故そこに引っかかるのだろう。
いろんな意見があって良いのですが、ドラマの趣旨とは異なったところでの批判はいらないのでは無いのかというのが、私の主観です。
