みなさんお元気ですか?
今日は私の独断と偏見で役者バカと呼ばれる俳優さんや女優さんを
ご紹介したいと思います。
(ライターFT)
『役者バカ達!』
ハリウットで演技に命をかける役者バカ達を今日は皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
ハリウッドでは役に命をかける俳優に対し、
『デ・ニーロアプローチ』
という言葉で称賛している。
デ・ニーロアプローチとは、ロバート・デ・ニーロのこと。
ロバート・デ・ニーロ自身、アンタッチャブルのアル・カポネ役に扮した際、生え際の髪の毛を抜いて、本物のスキンヘッドに近いようにしたり、レイジング・ブルという映画の際には体重を何十キロも落としたり、いきなり何十キロも激太りしたりと、まさに身を削っての役にかける情熱丸出しの役者バカなのだ!
まずは体重編
松田 優作
大ファンなんです。松田 優作、以前にもデイリーSKINで取り上げましたが
『野獣死すべし』
では役作りの為の急激なダイエットの上、歯を4本も抜いてしまう。
さらにこの映画の主人公の背が低い設定だったことから足を切断することまで本気で考えていたという。
ちょっと異常とも思える優作さんの役者バカ振り!
しかし映画「野獣死すべし」の優作さんは本当に凄い演技をしている。
数々の俳優がこの映画の主人公をしているが優作さんを超える役は出来ていないと思います。
歯を抜く役者としてもう一人、楢山節考という日本映画の名作で主演した女優の坂本スミ子
も歯を抜いたらしい。
さらにマット・デイモン
マット・ディモンは戦火の勇気とい映画の中でヘロイン中毒者患者役を演じた。この役になりきる為、彼は18キロもの減量に成功する。しかも主人公であるデンゼル・ワシントンとメグライアンという2大スターの邪魔にならないように自分がこの映画の役作りに徹した減量などのエピソードについては多くは語られなかったし、質問に対しても難色をしめした。
ちょっと凄いんではないでしょうか!
他にもマシニストという映画ではクリスチャン・ベールという役者バカは30キロ以上もウェイトコントロールに成功している。
他にもシャーリーズ・セロンやジャレッド・レト、日本の役者では綾瀬はるか、綾瀬はるか香川照之等もデニーロアプローチを実践する役者だ。
そしてデニーロアプローチと同じような言葉で言われているのがカメレオン俳優という言葉だ。
特に有名処でいえばジョニーデップだろう。イケメン俳優というだけでなく個性的な俳優でもある。「ラスベガスをやっつけろ」のデップなどはイケメン俳優とは思えない役の徹底ぶりで見ていてこれが本当にジョニー・デップ?と思うほど。
役はドラック中毒のジャーナリストの役で破天荒どころか見ていて気持ち悪くなるくらいハチャメチャな役をしている。
そして個人的に大好きな俳優のエドワート・ノートンもカメレオン俳優、そしてデニーロアプローチを実践する俳優としても有名。
彼は日本語が少し話せたりする。若いころ、祖父が世界的に有名な建築デザイナーで大阪の海遊館の建築デザインを手がけた際に祖父と一緒に来日し、大阪に滞在していたようだ。
だから大阪弁も結構うまく話せる(笑
ファイト・クラブやアメリカンヒストリーXでは彼の個性的で鬼気迫る演技を披露してくれている。
普段のエドワード・ノートンとアメリカンヒストリーXのエドワード・ノートン
そしてやはりこの俳優を外すわけにはいかない。
ゲーリー・オールドマンだ!
一番初めに彼の主演作を見たのはシド&ナンシーというセックス・ピストルズのベーシスト、シドビシャスと恋人のナンシーを描いた伝記映画だった。
このシド&ナンシーはまさに衝撃的な映画でシドやピストルズファンにはたまらない作品に仕上がってる。特にゲイリーオールドマンが本物と間違えるくらいの錯覚に陥るほどの役作りぶり。
それからゲイリーオールドマンの大ファンになったのだけど、何気なく見た映画、「レオン」でのスタンフィールド役のゲイリーオールドマンのブチ切れっぷりは凄かった!
かと思えば「ベートーベン」役をしたり「ステート・オブ・グレース」のような役作りと多才な役に挑戦している。
ハリーポッターでのゲイリーも有名。
そしてよくキャスティングを調べておかないと「あれ、あの映画にゲイリーオールドマン出てた?」なんてこともしばしば(笑
映画シド&ナンシーのシド役に扮するゲイリー・オールドマンとモノクロの画像は本物のシド&ナンシー
ゲイリーオールドマン出演映画
ハンニバル (2001) 出演
ザ・コンテンダー (2000) 出演
キャメロット (1998) 声の出演
ロスト・イン・スペース (1998) 出演
フィフス・エレメント (1997) 出演
エアフォース・ワン (1997) 出演
ニル・バイ・マウス (1997) 監督/脚本
バスキア (1996) 出演
告発 (1995) 出演
スカーレット・レター (1995) 出演
レオン (1994) 出演
不滅の恋/ベートーヴェン (1994) 出演
レオン/完全版 (1994) 出演
堕ちた天使たち(2)
蜘蛛女 (1993) 出演
トゥルー・ロマンス (1993) 出演
ドラキュラ (1992) 出演
JFK (1991) 出演
ディレクターズ・カット JFK/特別編集版 <未>(1991) 出演
ステート・オブ・グレース (1990) 出演
理由なき発砲 <未>(1990) 出演
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ (1990) 出演
クリミナル・ロウ (1989) 出演
トラック29 (1987) 出演
プリック・アップ (1987) 出演
シド・アンド・ナンシー (1986) 出演
告発のゲイリーも素晴らしい演技だった!彼が監督した「ニル・バイ・マウス」という作品も素晴らしかった。
なんだかゲイリーオールドマン一色になってしまったけど個人的に好きな俳優さんですが彼のデニーロアプローチもかなりすごいですよ!
ではまた、機会があったらデニーロアプローチな役者さんにスポットを当てご紹介してみたいと思います。
演技とは
すべて無いものを
あるかのように見せる幻影だ
私は役を演じる時
そのキャラクターを
全て知り尽くしたいのだ
俳優というものは
ありとあらゆる人間になり
その人生を
生きなければならないのだ
ロバート・デ・ニーロ