瓦礫を受け入れる大阪市 :: デイリーSKIN

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[2012年11月23日00時00分00秒]
瓦礫を受け入れる大阪市

  
 大阪市が震災瓦礫を受け入れ焼却処分を始めた。

 瓦礫を焼却することにより問題は起こらないのか?


(ライターFT)

瓦礫を受け入れる大阪市




震災ガレキで大変なことが起こっています

以下、上記サイトより引用

みなさん

●私は昨日手に入れた環境省から各県に送られてきていた
文書を入手して、ほんとうに驚き、恐ろしさに震える思いです。

概略をお伝えします。

震災ガレキは、各自治体や住民の間から、持ち込みに反対・
反発の声が大きく上がっていました。

国は、当初は各県に照会をかけて、ご存じのように、全国でも
愛媛県がオオノ開発を含めて、ダントツの量を受け入れる可能性が
報道されていました。しかし、その困難さが分かった国は新たなテを
考えてきました。

実は、昨日(12日)環境省から各自治体に、新たな「聞きとり」をするという
情報が、ある人から入りました。そこで、県に聞きましたら、それは
その通りだが、来週明けに市町に文書を出すまでは、公開できない
というのです。

そこで、環境省の廃棄物対策課に聞きました。すると、文書が送られて
きたということです。

●それによりますと、ガレキは一般廃棄物ということで、持ち込む各市町の
同意などが必要となっていましたが、今後はたとえば民間処分場では、国の
出先機関に受け入れ量などを「報告」するだけで済ませることができる
と書いてあります。その調整は、環境省の出先機関、四国四県では
高松にある環境省の地方事務所で行い、、住民などへの説明なども国の
責任で行うというのです。

つまり、震災ガレキについては、環境省の災害対策本部と地方への
出先機関が「責任を持って」受け入れを促進するという趣旨です。
これを、「マッチング」と言っています。

地方自治も、国民主権もない、住民を無視した、とんでもないことが
起こっています。各自治体も、住民の抗議に困って、国にすべてを
やってもらうということですね。・・・・許せません。

●これからは、ガレキ問題をいくら県や市町に言いに行っても、
「国が責任を持ってやっていますので、我々は何も言えません」
ということになりかねません。とくに民間処分場などは、もう国に
従えばいいのですから、たやすくお金儲けをしようとするでしょう。

この各自治体に答えを出させるための文書には、環境省は、
「自治体名は公表しない」と書いています。どこまで、国民・市民を
ないがしろにするものでしょう。
 

 大阪市でも2012年11月19日に橋下市長がなんばでの街頭演説で反対派に対し
このような言葉で対抗しました。

震災がれき受け入れ反対派に「勝手な国民増えた」 橋下氏の街頭演説で騒然

 心情的には東北の瓦礫受け入れは震災処理を早く済ませ、東北の復興に少しでも
役立てればいい、と思います。しかし放射性物質が人々に与える影響を深く考えて
みれば簡単にOKなどするのは間違いではないのか?民主主義としてせめて住民投票
くらいしてもいいのではないのか?

 橋下市長の反対派に対する攻撃はあまりにも酷い。

 瓦礫受け入れ反対派が何を考え橋下市長にプラカードを持ち訴えたのか、その
真意など完全に無視した冷たい言葉ではないのか?

 「苦しむ岩手県民を見捨てることはできない。いつからこんな勝手な国民が増えた
のか。専門家の意見をきいて、(がれき受け入れの)安全はしっかりチェックする」

 橋下市長と同じく岩手県民を見捨てることなど出来ない。

 しかし大阪市民は見捨てていいのか?

大阪府市、震災がれきを24日から試験焼却へ

 国が定める一般食品の安全基準と同じ「放射性セシウム濃度が1キロ当たり100
ベクレル以下」の可燃物だから安心としている。

 ここに問題がある。

 1キロ当たり100ベクレル以下というのは安全なのか?

ここに、2012年4月20日の朝日新聞の記事をとりあげてみよう。

見出しは「100ベクレル以下」でも厳重管理である。

—–以下記事から抜粋———————————-

ドラム缶に入れられ、保管される低レベル放射性廃棄物=19日、柏崎刈羽原発

 東京電力は19日、柏崎刈羽原発内で出た低レベル放射性廃棄物の管理方法を公開した。同原発では再利用が認められている1キロあたりの放射性セシウムが100ベクレル以下のゴミもドラム缶に入れて厳重に管理し、搬出後もコンクリートや土で外に漏れ出さないようにしている。長岡や新潟など県内5市は同100ベクレル以下の震災がれきを受け入れる考えだが、その焼却灰をどう管理するのか、より分かりやすい住民への説明が求められそうだ。

     ◇

 公開されたのは、柏崎刈羽原発内で放射性物質が付く可能性のある「放射線管理区域」から出た低レベル放射性廃棄物のうち、針金やスプレー缶などの燃えないゴミの処分方法。

 ゴミはまず、ポリ袋に入れられて「固体廃棄物処理建屋」へ。ポリ袋から出し、手袋やマスクをした作業員がドラム缶に詰め込む。ゴミのかさを減らすため、切ったり、圧縮したりすることも。ドラム缶の中身が動いたり、漏れ出したりするのを防ぐため、砂とセメントを混ぜたモルタルを流し込んで固める。

 ドラム缶はコンテナに積まれ、青森県六ケ所村の「低レベル放射性廃棄物埋設センター」へ運ばれる。

 1キロあたりの放射性セシウムが1千億ベクレル以下の低レベル放射性廃棄物については原子炉等規制法で地下数メートルに埋め立てできるとされている。六ケ所村のセンターでは土を掘ってドラム缶を入れ、周囲をコンクリートで固め、放射性物質を吸着しやすい土をかぶせるという。

 同法で再利用してもよいとされている同100ベクレル以下のゴミも扱いは同じ。東電の担当者は「柏崎刈羽原発では、100ベクレル以下でも原発内で汚染されたゴミはすべて低レベル放射性廃棄物として厳格に管理することになっている」と話す。

 手袋や作業服など、放射性物質がわずかに付着した燃えるゴミは、洗濯をして何度か使った後、原発内で燃やしてドラム缶に保管される。処分方法は決まっていないが、東電の担当者は「燃えないゴミと同様、モルタルで固めて処分することになるのではないか」と話している。(富田洸平)

————-抜粋 以上—————————————–

 ドラム缶に入れ厳重管理しなければならない線量ではないか?

 橋下市長はこのことを知らないのか?絶対に知っているはずだ。



 武田邦彦教授の話を聞くと100ベクレル以下と言うこと自体がうそ臭い。

 そして反対派が悪者のようにマスコミも書きたてているが彼らが何故、反対
しているのかという真意を知ると彼らが悪者、橋下市長が正義の味方のような
書き方をされているように感じる。



 武田邦彦教授は原発推進派だったが、今回の原発事故で考え方を変え、原発は
危険と考えを科学的に理解し反対派になった学者だ。

 橋下市長の横暴なパフォーマンスにははっきりいって信用ならない。

 彼に反対する人々を徹底的に攻撃する彼のやり方はどうなのか?

 橋下市長に変り、大阪は良くなっているのか?

 大阪に住んでいるが実感は全く無く、最悪の状態をまだ抜けていない感じだ。    


















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