大阪維新の会、良いのか、悪いのか? :: デイリーSKIN

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[2011年02月17日00時00分00秒]
大阪維新の会、良いのか、悪いのか?

 大阪都、道州制

 これをしてどうなるんや?

 本当に良くなるのか?





(ライターFT)

大阪維新の会、良いのか、悪いのか?


 橋下知事率いる大阪維新の会。

 橋下新党とも呼ばれているけど、民主党のように大阪の政権を握るとグダグダになりやせんのか?

 スリムクラブの漫才ではないけれど、どうにかして欲しい民主党。

 民主党のようなことになるのであれば徹底して反対しないといけない。

 都構想では、大阪、堺両市を解体し、中核市並みの権限を持つ複数の「特別区」を設置して、府全体を再編する。維新は、統一選での府議選と大阪、堺両市議選で過半数を獲得し、都構想の実現を目指している。マニフェストでは、統一選後の5月に府と両市による協議機関を設置し、都と特別区の権限・財源の配分を協議するとしている。住民投票を実施し、15年4月をめどに初の特別区長・区議選を行う。「大阪都」の施策として、大阪市営地下鉄やバスの民営化▽大阪駅北側(梅田北ヤード)の緑化▽将来は中央リニア新幹線の整備−−などを提示。市町村が担う生活保護や国民健康保険も都に移管する。特別区では、公立中での給食実施▽医療費助成の中学生までの無償化−−などを掲げた。橋下知事は24日朝、記者団に「今後は府民に(公約の)中身をタウンミーティングや街頭演説で広めたい」と述べた。

 大筋のマニフェストなんてどこもいいことしか言わない。

 そしてタレントだからネームバリューもあり、人気も高い。

 もっと詳しいことはどうなんだろう?

 例えば、生活保護受給者やシングルマザーの医療保障などだ。

 ニュース記事のマニュフェストには医療費助成の中学生までの無償化とある。

 とてもいいとは思いますが、では膨れ上がった医療費をどこから削減するのか?

 すでに言われていることは、生活保護費の見直しや母子家庭医療の見直しなどが問題とされている。

 福祉サービスの向上とうたっているが、競争して福祉サービスをさせるのであれば、そこで働く人々に直接関わってくるのではないか?

 福祉関係で働く人の賃金低下、労働時間延長、競争の裏にはそうしたデメリットが沢山隠れているのも事実。

 かつて小泉政権時代に行われた規制緩和で一番被害を受けているのは建設業界ではないだろうか?

 特に現場で働く職人の現在の低賃金には驚かされる。

 これでは腕の良い職人も育たないし、建設業界で働く人材もいなくなる。

 実質的にはいなくなるのではなく、学歴の無い人がそうした職業に就かざるを得ない状況に陥ることになる。

 ワーキングプアの加速に繋がることにならないだろうか?

 橋下知事は確かに赤字の大阪府を見事に立て直し、黒字に持っていった。

 そこは評価すべきであるのは間違いない。

 公務員の賃金削減を今でも言っているし、一見いいことだらけのような気はします。

 しかし、時代が変わるとき、そこには必ず取り残されたり、切り捨てられたりする弱者が存在するのは確か。

 そうした受け皿になるのが福祉政策と言えるのですが、橋下知事の福祉政策が全く見えない。

 カジノなどを運営し、福祉の財源にするというのも良く分からない。

 上手くいけばいいけど、上手くいかない場合はどうするんだろう?

 色々と揚足を取りましたがいいところばかりを聞き、見るのではなく、知事の言動についてもう一度考えて見ることも必要なのではないかと感じています。

 この流れを予測すると、きっと大阪市解体、道州制も実現してしまうんだろう。

 そうなった時、切り捨てられる人、そうでない人、切り捨てられる人々のその後は考えてもらえるのだろうか?

 皆さんの意見、お聞かせ下さい。

 橋下知事&3「カジノと国際会議と展示 ワンセット、福祉の財源に」




 











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