最終回は龍馬と中岡の暗殺シーンで
選挙速報のテロップが流れ、大ブーイングとなったようで
最後に興ざめしたという視聴者などが
ツイッターやブログでかなり訴えていたようです。
(ライターFT)
空前の龍馬ブームらしいぞ!2
龍馬ならきっと
「そんなこんまいこときにしたらいかんぜよ」
なんていわれそうですが(笑
大河ドラマは楽しく拝見し、かなりのめりこみましたが
史実と違う場面が多かったですね。
お元さんがキリシタンで海外に逃亡したり、その他にも数えると
かなりアレンジされた脚本になっていましたが
それはそれで楽しかったと思います。
デイリーSKINではこうした検証もしています。
人に話す時は事実を話してあげましょう。
ではまとめ2です。
皆さん大河ドラマ見てますか?
ついに次週、第1部完結となります。
先週の放送の最後では武市半平太が龍馬に土佐藩参政である吉田東洋の暗殺をほのめかすシーンで番組は終了致しました。
激動の幕末、これから龍馬は土佐を脱藩し、全国を駆け巡ることになります。
(ライターFT)
NHK大河ドラマ【龍馬伝】
ついに第1部完結!とこれからの展開!
悪役、吉田東洋とは?
まさに龍馬伝では悪役に徹している吉田東洋は実際にどういった人物だったのでしょうか。
悪人といっても良いエピソードが満載の吉田東洋!
口論から家僕を殺害した過去を持っている。
家僕とは現代で言えばお手伝いさんのようなものになります。
龍馬伝でも描かれているように、上士、下士の区別、対応は事実厳しかったようですが、その反面、能力のある人間は身分に関係なく取り立てるという事もしていた。
岩崎弥太郎も吉田東洋に教えを乞い、土佐の郷まわりと呼ばれる今でいう警察官のような職にも取り立てていた。
藩政改革にも積極的で民が餓えないように飢饉に備えて藩営の済営倉の設立を進言したりとかなりやり手で有能な人物としても土佐では有名だった。
その他に海岸警備の強化などを訴え、郷士や地下浪人を動員する民兵制度などもいち早く導入した人物でもあったんです。
この当時、こうした考えを持つ武士はまだ少なかったのですが、東洋はすでにこうした考えをすでに持っており、実行に移していた。
当時の土佐藩藩主、山内容堂からも絶大な信頼を受けていた。
□鶴田塾
龍馬伝で岩崎弥太郎に龍馬暗殺を命じた土佐藩の後藤象二郎や福岡孝弟、間崎哲馬といった土佐藩の主要人物を排出した塾なども開講し、有能な後進をも育てた実績も大きい。岩崎弥太郎もこの塾の出身者でもある。
後藤象二郎
後に後藤象二郎は龍馬と和解し土佐海援隊などの設立に尽力した人物でもある。
上下関係の厳しい幕末の土佐で、身分に関係なく有能な者を取り上げる吉田東洋という人物、実は味わい深い人物だと言えるのではないでしょうか?
□鶴田塾
第1部でどこまで描かれるのかはわかりませんが、きっと吉田東洋暗殺、龍馬脱藩までは描かれると思います。
東洋を暗殺したのは、もちろん土佐勤皇党のメンバー。
武市半平太と東洋の確執のひとつは攘夷論争だけではなかった!
この東洋暗殺における背景として最も大きい要因は攘夷論と言える。
土佐勤皇党の理念は ”尊王攘夷論” と言います。
簡単に言えば、天皇を敬い、侵略してくる外国人をやっつけるという事になります。
先週の放送で龍馬が長州の久坂玄瑞との会談シーンで、久坂は龍馬に当時の諸外国と公益するにあたり、どれだけ不平等な条約を結ばされて経済的な不平等条約かを龍馬に説きました。
この頃の龍馬も同じく攘夷論者でした。
しかしある人物と運命的な出会いを遂げることで、龍馬の中でも新しい思想が芽生えてきます。
坂本龍馬の素晴らしい思想は公武合体論や、佐幕でもなく、勤皇でもなく攘夷でもなかった。そのあたりはまたおいおい説明します。
そして攘夷論だけでなく土佐では武士であれど上士と下士、厳しすぎる身分差別が背景にありました。龍馬伝でも詳しく描かれていましたね。
その身分差別のフラストレーションの爆発もひとつの要因といえるのは事実です。
吉田東洋を暗殺した勤皇党メンバーは3人と言われています。
那須信吾、大石団蔵、安岡嘉助の3人が実行犯だった。
那須信吾
東洋暗殺で上士、下士の経済的な格差が良く分かるのは、暗殺後、通常は取った首など上質な布でくるまれるのですが、この当時の下士は経済的にかなり貧困だった為、東洋の首はふんどしにくるまれて持ち帰られたと伝えられています。
武士とはしきたりや伝統を重んじる人たちですが、どうにもならなかったほど、当時の土佐では下士たちの経済事情は悪かったようです。
さて、第1部完結し、第2部に入ります。
これからは龍馬の快進撃が始まります。
福山龍馬もかなり良くなって気ました。
自信と将来の展望に満ち溢れた表情を福山雅治が見事に演じてくれていました。
脱藩後、江戸に入り千葉道場でお世話になります。
千葉道場の若様、重太郎とある人物を切りに行きますが、そこで龍馬が取った驚くべき行動とは?
爆笑ですぞ!
ではまた!
先週の龍馬伝、とうとう武市半平太がやってしまいました。
吉田東洋暗殺。
そして龍馬の脱藩。
さて第2部はどこから描かれるのか!
(ライターFT)
NHK大河ドラマ【龍馬伝】
第2部開始!とこれからの展開!
第14回お尋ね者龍馬
まずは何故龍馬がお尋ね者になっていたか。
実は吉田東洋暗殺の疑いをかけられていたのがその理由。
実際には龍馬が脱藩してから吉田東洋は暗殺されたのですが、タイミング的にもバッチリな脱藩時期だった。
「龍馬脱藩の道」
番組でも少し触れてはいましたが脱藩というのは当時としてはとても重大な罪だったんです。
当時の武士は下士、上士共にその藩のお殿様の家臣ということになります。
その家臣を自らやめてしまうと言うことになるので、今風に言えば反逆と言う事になります。事実、龍馬が脱藩した後、大変だったのは坂本家だったんです。
番組でも龍馬の兄、権平が少し言っていたのですが、才谷屋(坂本家の屋号)という質屋を営んでいました。上士にかなり金を融通していた才谷屋だったので何とか上手く切り抜けたようです。
姉であるお栄の自害も龍馬脱藩の責任を取り自害したという話もあるようですが、実は姉であるお栄の自害は龍馬が脱藩する10年以上前の出来事なんです。
龍馬の場合、お尋ね者になった一番の理由としては吉田東洋暗殺の嫌疑をかけられていたからなんです。東洋暗殺後に脱藩したタイミングなんですね。
実は江戸時代末期ともなれば脱藩者はうようよいたそうで、罪は罪だけど龍馬のように藩外まで追っ手を出すということは脱藩以外のよほどの重罪を犯していないと無かったようです。
坂本龍馬脱藩の道
沢村惣之丞
龍馬と一緒に脱藩した沢村惣之丞とは一体どんな人物だったのだろう。
沢村惣之丞 1843〜1868
詳しくはこちらのサイトを見てください。
龍馬と一緒に海援隊メンバーとなり、志半ばで散っていきました。
頭も良く、英語や数学にも長けていた人物として語り継がれています。
動きが気になるのは武市半平太率いる土佐勤王党ではないでしょうか。
東洋暗殺を行い、土佐は勤皇を掲げる事が出来るのだろうか?
武市半平太は土佐藩を動かすほどの力をつけていた。
しかしこの武市の栄華は短くも儚い。
策士としては一流だった武市半平太。
土佐藩を勤皇で統一する為に裏工作、邪魔な人物は天誅、斬奸と称し刺客を放ち暗殺の嵐!
武市半平太がどんどん龍馬との距離を開く。
このあたりはドラマでどう描かれるかが楽しみの一つになりますね。
ドラマでは吉田東洋は武市の事を無能と呼んでいたが、実際はかなり頭がよく切れる人物だった。
それだけではなく芸術家としての才能もかなりのものだったらしい。
武市半平太が獄中において書いた自画像。
武市さんの話はドラマの進行に合わせてまたご紹介したいと思います。
とにかくこれからの大河ドラマ、龍馬伝はさらに面白さは加速していくはずです。
ではまた!
ついに登場致しました。
龍馬の恩師、軍艦奉行並の勝麟太郎こと勝海舟がとうとう龍馬伝に登場致しました。
勝役を演じるのは武田鉄矢、龍馬かぶれの日本の第一人者では(笑
(ライターFT)
NHK大河ドラマ【龍馬伝】
ついに登場勝海舟!
さすがに龍馬かぶれの武田鉄矢らしく、上手く勝役を演じているのではと思います。
龍馬伝では龍馬の初恋の相手、平井加尾から情報を得、松平春嶽に紹介状を書いてもらい、合う事が出来ましたが、事実は少し異なります。
この勝と龍馬の出会いは様々な小説や書籍で勝の言葉を元に色々と書かれています。
脱藩後、江戸の千葉道場にお世話になっていた龍馬。
実はまだこの頃の龍馬は攘夷論者だったんです。
同じく、千葉道場に剣術修行に来る者達も攘夷論者だらけだったんです。千葉道場の若先生である千葉重太郎もそうした剣術修行に千葉道場に来ていた若い侍達にそうとう感化されていたようです。
ある日、重太郎が龍馬に幕臣、勝を斬りに行こうと誘われるんです。
そして勝との会談なんですけど、開口一番、勝はこう言い放ちます。
『「そなたら、俺を斬りに来たのだろう。隠してもわかる。顔に殺気がみえる』
後は第16回の放送の内容通り、外国に刀ではどうしたってたちうちできないことを理解していた竜馬はその場で勝に弟子にしてくれと態度をころりと変えてしまう。
勝の説明はそれだけではない。
まず海外と対等に向かい合うには同じくらいの軍備や軍艦を操縦する技術など、海軍の創設や海外との貿易などで資金などが必要不可欠だと龍馬と重太郎に説いた。
饅頭屋の長次郎も実は龍馬が勝の元に連れて来たのが事実とされている。
龍馬が勝に心頭した理由としては幕臣らしからぬ勝の考え方にあったのではと思います。
普通の幕臣なら徳川に忠誠を尽くすのが当たり前の時代、勝は朝廷や幕府、その他の藩などの小さな考えより、日本という立場で物事を考えた人物でもあった。
【勝 海舟豆知識】
9歳の頃狂犬に睾丸を噛まれて70日間(50日間とも)生死の境を彷徨っている(「夢酔独言」)。このとき父の小吉は水垢離(みずごり)をして息子の回復を祈願した。これは後も勝のトラウマとなり、犬と出会うと前後を忘れてガタガタ震え出すほどであったという。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
第16回の放送の最後の方に出てきたジョン万次郎もウルフルズのトータス松本が演じていますね。
これも龍馬伝のキャスティングの楽しみの一つでもありますね。
そして第17回!
怪物 容堂
山内容堂
第17回からまた登場してきます。
土佐藩主である山内容堂はとにかく切れ者として通っていた。
とにかく酒好きで司馬良太郎の酔って候でも短編で取り上げられているので気になる方は読んで見るといいだろう。
一言で言えばかなりのナルシストな藩主で、詩と酒を最も愛したお殿様とされます。
これから先、武市半平太率いる土佐勤王党も破滅の道を歩むこととなっていく。
とにかくこれからは目を離せないこと間違いなしの龍馬伝ですね。
松平春嶽もこれから龍馬をかなり援護していきます。