押尾 学が飲んだとされる麻薬、MDMAとはいったいどんな薬なのだろう?
今日はMDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)について皆さんと一緒に理解していけたらと思います。
(ライターFT)
『合成麻薬MDMAとは?』
3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン (3,4-methylenedioxymethamphetamine)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照
押尾 学が服用した合成麻薬MDMAの生理的作用は脳内のセロトニンを過剰に放出することにより、人間の精神に多幸感、他者との共有感などの変化をもたらすとされる薬とされる。
主に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療に用いられてきた経緯があり、アメリカでは1985年まで使用されていた向精神薬の一種になると記述されています。
最近ではレクリエーション・ドラッグ(Recreational Drug)としての側面で有名、別名セックスドラッグとも呼ばれている。俗称としてエクスタシーや罰(バツ)X(ペケ)タマとも呼ばれている。
その多幸感からラヴドラッグ、パーティー・ドラッグとして一部の若者には人気のあるドラッグのようだ。
海外ではレイヴと呼ばれる野外イベント等で爆発的に広まり、その過剰摂取(オーバードーズ)から摂取事故による死亡者も相次いだ。
MDMAを使用した場合、女性の感度が飛躍的に高くなり、逆に男性は機能低下を起こす恐れもあることからバイアグラとの併用も多く、摂取事故は後を絶たないという事らしい。
副作用としては精神錯乱や抑うつ、不眠などの症状であったり、失明や心臓発作を引き起こす危険性、他の麻薬や覚醒剤を混ぜたり、不純物が混じっていることもあり、その場合はより危険性が増すようだ。
押尾先生と一緒にいた女性は全裸で亡くなっていたとの報道を考えるとラブドラッグとして使用していた可能性も考えられる。
驚く事に平成2年までは合法ドラッグだったいう。
実際にMDMAを経験した事のある友人に電話で話を聞いてみた。
するとMDMAを服用してSEXしてもさほどよくはならなかったとの回答を頂きました。かなり個人差もあるようで、粗悪な物も多いとか。
2ちゃんねるの薬・違法板を覗くと、様々なことが書かれている。
上の画像のように様々な種類のものがあり、その種類によって効能もかなり違ってくるようだ。青Sやピンクダイヤと呼ばれている錠剤がそうらしい。
青S2個食べてもあまり効かないとか、ピンクダイヤは最高だとか粗悪な代物だと効きが悪いので2錠、3錠と服用して致死量に至るケースもあるらしい。
ウィキペディアによると覚せい剤と似た化学構造を有する薬物で、覚せい剤のような興奮作用と、LSDのような幻覚作用を持つ化学薬品から合成された錠剤型の麻薬であり、「麻薬及び向精神薬取締法」の規制の対象となっている違法薬物となっている。
中にはカフェインやケタミンと呼ばれる薬物を混合(カクテル)させてさらに効果を強くした物も作られているようで、知らずに服用してしまうと押尾先生のご友人のような羽目になる事も考えられます。
こちらのサイトに詳しく書かれているので興味のある方は見るといいだろう。
MDMAの原料として製造原料サフロールというのがある。
食品添加物として使われていた経緯もあるが発がん性が高く現在では添加物としての使用は禁止されている。
サフロールは少量ながらココア、ナツメグ、生姜、アニス、シナモン、カリフォルニアベイローレル、黒胡椒に含まれている。
街路樹にクスノキというのがありますがそこから採れる成分がサフロールとの事です。意外に慣れ親しんでいるクスノキから採れるとは知りませんでした。
とにもかくにも麻薬なんていけませんね。
もしこの記事をお読み頂いている方がこれから先、違法薬物をしなければいけない事になりそうな時の為に法律も勉強しておきましょう。
麻薬及び向精神薬取締法
特に第七章 罰則の項目をよく理解しておきましょう。
ただ、余命半年と宣告されたガン患者がこのMDMAを服用し、2年間も生き延びたという記録もある。
レクリエーションドラッグとして使用するのではなく、本当に困っている人々の為に使われるドラッグなのではないでしょうか?
では、また機会があれば皆さんと一緒に調べていきたいと思います。