5/16放送の「収二郎、無念」
泣けましたね。
放送を見ていて涙が止まりませんでした。
歴史が好きでこれから勤皇党がどうなっていくのか知ってはいるのですけど
ドラマで役者さんが演じると、さらに感情移入してしまいます。
収二郎役の宮迫も迫真の演技でとても良かったですね。
武市先生役の大森はさすがに役者さん、収二郎と最後に会うシーンではとてもいい演技を魅せてくれました。
(ライターFT)
NHK大河ドラマ【龍馬伝】
平井収二郎と土佐勤皇党崩壊
平井収二郎という人物像
平井収二郎が勤王党で行った功績は大きい。
当時、勤王党メンバーが実際に薩長藩士や公家たちと会った記録のようですけど、かなり詳しく記されているようです。
龍馬とも同じ年齢で幼少の頃からの付き合いだったようで、龍馬の初恋の相手、加尾は収二郎の実の妹でもあります。
実際は同じ勤王党、間崎哲馬、弘瀬健太と共に切腹したのが本当の話のようですが、事実上、勤王党メンバーの犠牲者第1号とも言えます。
間崎哲馬
切腹の際の介錯人は収二郎の幼少からの友人でもあり、同じ道場へ通った平田亮吉が介錯を勤めたとされています。
収二郎の死を知った龍馬は姉の乙女に下記のような手紙を送っている。
乙女姐さん
「そして平井の 収次郎ハ誠にむごいむごい。いもふと(妹)おかを(平井加尾)がなげきいか斗(ばかり)か ひとふで私のよふすなどはなしてきかしたい。まだ少しハ きづかいもするかしこ。」
妹の加尾を気遣う龍馬の優しさと友を失った寂しさを書状にしたためている。
勤王党の中心人物だった収二郎、武市先生も実際にかなり動揺していたようで、これから崩壊に繋がる序章に過ぎない。
これからの土佐勤王党は今までのような自由な活動が容堂公に制限されてしまいます。
これから後藤象二郎らが藩政に復帰し、勤王党メンバーが次々と捕らえられ、厳しい拷問を受ける事になります。
そしてキーマンになるのが岡田以蔵です。
岡田以蔵
以蔵が捕らえられてからは他に捕まっていたメンバーも拷問の辛さなども加わり、自白するメンバーも出てくるようです。
龍馬伝では第21回放送から勤王党の粛清が始まるようです。
これからの龍馬伝ですが、一気に幕末は幕府が力を盛り返してきます。
土佐勤王党だけでなく、他の藩、長州藩も窮地に立たされる事になり、さらに激動の時代に突入します。
とにかく楽しみでなりませんね。
そして龍馬伝のもう一つの見所なんですけど、映像の美しさには毎回驚かされます。
海軍操練所でのシーンなど埃までもが美しい映像として見ている者を魅了します。
衣装なども当時のものを細かく再現しているようです。
一昔前の時代劇とは明らかに髷の違いなど、個人個人によって違う髷だったり、着物などが再現されている細かさには本当に驚かされます。
明日の放送が楽しみですね。
2010年05月16日 サンサンサンデー 龍馬伝裏話その1