大相撲初場所千秋楽(25日、両国国技館、観衆=1万1000)横綱朝青龍(28)が涙の復活優勝を飾った。平成13年夏場所以来、8年ぶりの横綱同士の優勝決定戦で、白鵬(23)を寄り切り、5場所ぶりのV。左ひじの故障などで昨年名古屋場所から3場所連続で休場し、一時は限界説もささやかれたが、3連覇中の宿敵を倒して完全復活を遂げ、貴乃花(現親方)を抜き歴代単独4位となる23回目の優勝を果たした。
勝利の瞬間!
ガッツポーズ3連発!
やった!やったYO!
このガッツポーズにいちゃもんがつけられる
「優勝した瞬間のガッツポーズなどはいかがなものか。伝統ある相撲の場所でのパフォーマンスを問題とする指摘があった」。海老沢勝二委員長(元NHK会長)が説明するように、復活を果たした横綱の見苦しい行為に対し、沢村田之助委員(歌舞伎俳優)らからも強硬な言葉が相次いだ。
問題視されたのは、優勝決定戦後の土俵上で見せたガッツポーズやバンザイ。「礼に始まり、礼に終わる」「勝っておごらず、負けて腐らず」など、負けた相手を思いやる礼節を重んじる相撲界ではご法度の行為だが、朝青龍は優勝を決めた瞬間などで度々、みせてきた。相撲界の常識から逸脱するパフォーマンスを見逃してきた横審だが、ついに重い腰を上げた。
うるせえ!
この晩朝まで飲みすぎた彼は
高砂部屋で会見を開き、予定された時間から
1時間17分も大遅刻
会見内容
うきうき
−−優勝した味は
「テレビ、多いですね。(同じ高砂部屋に所属していた元特等床山の)床寿先生が(テレビに)出ていて、優勝したなあという気がした」
−−現在の心境は
「一夜明け会見は久しぶりだなあと。よく頑張ったと思います。体の動き、切れがよかったと感じます」
−−初場所前の気持ちはどうだったか
「どうなるかなあと正直思った。無事に千秋楽を迎えられて、空気(雰囲気)はよかった。優勝することができてよかった」
−−ファンの声に後押しされた
「本当に。多くの朝青龍コールに応える相撲を取る意識が強かった。(6日目にあった)ビラを配ってくれたファンには感謝している。本当にうれしい気持ちでいっぱい」
−−出場を決断したのはいつ
「場所前、勝ち負けではなく、やるだけやってみるという違った気持ちがあった。負けてもいいから、とりあえずついていこうという気持ちだった。何場所も休場を続けていて、正直、自信はなかったですよ。でも、それなりの仕事はできた。モンゴルに帰って願いごとをしたのが、かなってよかった。後はないと思った」
−−いけると思った時期は
「土俵際を残せ、少しずつ自信が出てきた。千秋楽はどうなるかわからなかったので、大きいことはいわなかった。12日目の把瑠都戦かな」
−−優勝しましたね
「優勝したじゃないか」
−−これからは
「休みたいですね。(きょうも)運転手に時間ですよといわれて、場所かと思ったほど、緊張感が残っている。場所が終わったばかりだから、1週間くらいはゆっくり休ませてくれよ」
−−前夜は相当、お酒は飲まれたのですか
「酒はだいぶ飲んだ。(会見の予定時間に)遅れてすいません。いや、おいしかったです。こういう酒が飲めるとは思わなかった。逆に飲めてよかった。(モンゴルの)大統領から直接携帯電話にメッセージが入っていた。長い長いトンネルを抜けて、やっと青空が見えた感じ」
−−休む決断はなかったか
「一番一番取って、自分らしさが出てきた。久しぶりに帰ってきた感じ。本割が終わってからの相撲はよかった」
−−将来、親方になる考えは
「まだ考えていない。おいしいものが食べたい。今場所は食事を節制していたんでね。(場所中に酒を飲まなかったのは)勝負に向けたという感じ」
−−場所前は引退の声もあったが
「全然。結果次第だから。まず結果だから」
−−若手力士が止められなかった
「気持ちはこっちのほうが強かった。緊張感がいい方に向いて集中力がよかった。支度部屋で付け人が、準備運動を見て、7連覇した(当時の)朝青龍だといってくれて、だんだんよくなった」
−−千秋楽の視聴率が36.7%を記録した
「マスコミのおかげだと思っています。素晴らしい戦いをやっていきたい」
−−現役はあと何年と考えますか
「知らねえよ! (3年?)しつこいな」
−−1年のスタート場所で優勝。今年の抱負は
「まだ何も考えていない。場所後の1週間は、温泉などで治療しながら考えたい。3月になったら、また緊張感も戻ってくるし、今は何も考えていない。まずは左ひじを治す」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前夜からこの日午前6時ごろまで関係者らと祝杯を挙げた。相撲のために禁酒を断行し、稽古総見前日の1月6日以来、19日ぶりの深酒。「だいぶ飲みました。遅れましてスミマセンでした。こういう酒が飲めるとは思わなかった」と陳謝したが「長い長いトンネルを抜けて、やっと青空が見えてきた」と喜んだ。「場所前は優勝できると思ってましたか」と聞かれて「優勝したじゃないか!」と声を荒らげた以外は終始、穏やかだった。
朝青龍が優勝一夜明け会見を行うのは、年6場所完全制覇を達成した05年九州場所以来。優勝を重ね、いつしか「一夜明け会見NG」が定番となったが、3年ぶりに応じたのは、この優勝の意味の大きさを感じているからだ。
会見後も「腹減った。マック食いて〜」と叫び、部屋に戻って報道陣に酒を振る舞うなど、最後まで上機嫌だった。
マックが好きなのか?
全てが結果だと言い切った彼がかっこよかった!
ではまた来週〜〜
勝利の瞬間!
ガッツポーズ3連発!
やった!やったYO!
このガッツポーズにいちゃもんがつけられる
「優勝した瞬間のガッツポーズなどはいかがなものか。伝統ある相撲の場所でのパフォーマンスを問題とする指摘があった」。海老沢勝二委員長(元NHK会長)が説明するように、復活を果たした横綱の見苦しい行為に対し、沢村田之助委員(歌舞伎俳優)らからも強硬な言葉が相次いだ。
問題視されたのは、優勝決定戦後の土俵上で見せたガッツポーズやバンザイ。「礼に始まり、礼に終わる」「勝っておごらず、負けて腐らず」など、負けた相手を思いやる礼節を重んじる相撲界ではご法度の行為だが、朝青龍は優勝を決めた瞬間などで度々、みせてきた。相撲界の常識から逸脱するパフォーマンスを見逃してきた横審だが、ついに重い腰を上げた。
うるせえ!
この晩朝まで飲みすぎた彼は
高砂部屋で会見を開き、予定された時間から
1時間17分も大遅刻
会見内容
うきうき
−−優勝した味は
「テレビ、多いですね。(同じ高砂部屋に所属していた元特等床山の)床寿先生が(テレビに)出ていて、優勝したなあという気がした」
−−現在の心境は
「一夜明け会見は久しぶりだなあと。よく頑張ったと思います。体の動き、切れがよかったと感じます」
−−初場所前の気持ちはどうだったか
「どうなるかなあと正直思った。無事に千秋楽を迎えられて、空気(雰囲気)はよかった。優勝することができてよかった」
−−ファンの声に後押しされた
「本当に。多くの朝青龍コールに応える相撲を取る意識が強かった。(6日目にあった)ビラを配ってくれたファンには感謝している。本当にうれしい気持ちでいっぱい」
−−出場を決断したのはいつ
「場所前、勝ち負けではなく、やるだけやってみるという違った気持ちがあった。負けてもいいから、とりあえずついていこうという気持ちだった。何場所も休場を続けていて、正直、自信はなかったですよ。でも、それなりの仕事はできた。モンゴルに帰って願いごとをしたのが、かなってよかった。後はないと思った」
−−いけると思った時期は
「土俵際を残せ、少しずつ自信が出てきた。千秋楽はどうなるかわからなかったので、大きいことはいわなかった。12日目の把瑠都戦かな」
−−優勝しましたね
「優勝したじゃないか」
−−これからは
「休みたいですね。(きょうも)運転手に時間ですよといわれて、場所かと思ったほど、緊張感が残っている。場所が終わったばかりだから、1週間くらいはゆっくり休ませてくれよ」
−−前夜は相当、お酒は飲まれたのですか
「酒はだいぶ飲んだ。(会見の予定時間に)遅れてすいません。いや、おいしかったです。こういう酒が飲めるとは思わなかった。逆に飲めてよかった。(モンゴルの)大統領から直接携帯電話にメッセージが入っていた。長い長いトンネルを抜けて、やっと青空が見えた感じ」
−−休む決断はなかったか
「一番一番取って、自分らしさが出てきた。久しぶりに帰ってきた感じ。本割が終わってからの相撲はよかった」
−−将来、親方になる考えは
「まだ考えていない。おいしいものが食べたい。今場所は食事を節制していたんでね。(場所中に酒を飲まなかったのは)勝負に向けたという感じ」
−−場所前は引退の声もあったが
「全然。結果次第だから。まず結果だから」
−−若手力士が止められなかった
「気持ちはこっちのほうが強かった。緊張感がいい方に向いて集中力がよかった。支度部屋で付け人が、準備運動を見て、7連覇した(当時の)朝青龍だといってくれて、だんだんよくなった」
−−千秋楽の視聴率が36.7%を記録した
「マスコミのおかげだと思っています。素晴らしい戦いをやっていきたい」
−−現役はあと何年と考えますか
「知らねえよ! (3年?)しつこいな」
−−1年のスタート場所で優勝。今年の抱負は
「まだ何も考えていない。場所後の1週間は、温泉などで治療しながら考えたい。3月になったら、また緊張感も戻ってくるし、今は何も考えていない。まずは左ひじを治す」
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前夜からこの日午前6時ごろまで関係者らと祝杯を挙げた。相撲のために禁酒を断行し、稽古総見前日の1月6日以来、19日ぶりの深酒。「だいぶ飲みました。遅れましてスミマセンでした。こういう酒が飲めるとは思わなかった」と陳謝したが「長い長いトンネルを抜けて、やっと青空が見えてきた」と喜んだ。「場所前は優勝できると思ってましたか」と聞かれて「優勝したじゃないか!」と声を荒らげた以外は終始、穏やかだった。
朝青龍が優勝一夜明け会見を行うのは、年6場所完全制覇を達成した05年九州場所以来。優勝を重ね、いつしか「一夜明け会見NG」が定番となったが、3年ぶりに応じたのは、この優勝の意味の大きさを感じているからだ。
会見後も「腹減った。マック食いて〜」と叫び、部屋に戻って報道陣に酒を振る舞うなど、最後まで上機嫌だった。
マックが好きなのか?
全てが結果だと言い切った彼がかっこよかった!
ではまた来週〜〜