HOME > MONTHLY SKIN > 3月号> SUZUKI HIROMI Live Report F's Rock fes Vol.1 in Shinsaibashi RUIDO





鈴木 広美ライヴレポート!


ROCKが生活の一部となっている
ミュージシャン達

“No Music No Life”


ROCK (音楽)を生活の中に溶け込んでしまっているミュージシャン達は多いようです。
音楽 (ROCK) が好きで好きでたまらない、そんなイカした親父たちが、
2008年2月3日、心斎橋RUIDO (ルイード) に集結!



2008年2月3日 F's Rock fes Vol.1
 

出演バンド

  SUPER HIRO
  D&D
  Sidewinder
  槇島プレイボーイズ
  Jumping Star Ride



今回はこの日5バンド出演したうちの3つのバンド
『SUPER HIRO』 『 D&D』 『 Sidewinder』
のライヴレポートになります。


お前たちカッコよすぎるぜ!

Sidewinder (サイドワインダー)
 
この日出演した“ No Music No Life “のバンドは全部で3つ。
トップを飾ってくれたのがSidewinder (サイドワインダー) というバンド。
実力はもちろんのこと、まさに “No Music No Life” を地で行く実力派バンド。
細かい説明より動画をご覧下さい。
かなりカッコイイバンドです。
>>メンバー
北方 康博   小森 智雄
Yasu (ベースヴォーカル)   Tomo (ギター)
sidewinder
浦井 常明   高本 勝
TUNE (ギター)   MASARU (ドラム)



どんな音楽性かは聴けばよく分かるのですが、基本的にハード&へヴィ・ロックを中心にやっています。
関西だけでなく、東京、大阪、名古屋などのライヴハウスをサーキットしていた経歴があります。
過去にはコンテストに出ると必ず賞を勝ち取る実力派バンド。
 
彼らの凄いところはプレイはもちろん、日本人離れした楽曲だと思います。
演奏力とパフォーマンスはハード&へヴィロックファンにはたまらない魅力があります。
 
Sidewinder (サイドワインダー) の魅力で一番感じる事といえば、
”音圧“
でしょう。
 
最近の若手バンドはテクニック的にはかなり目を見張る程、どのバンドも演奏力は向上しているように思います。
 
彼らと若手バンドの一番の違いというのはやはり”音圧“なんです。
動画では伝えきれないこの音圧、是非皆さんも体感して頂きたいと思います。
日常では感じることが出来ない彼らの”音圧“は是非体感してみて欲しいと思います。
 
テクニックはさすがにベテランだけあり、数えきれない程のライブ活動歴があり、もちろん上手い。
彼らの出すトーンは、いいかたが悪いかも知れませんが今の若手にはない落ち着きと重厚さが伺えます。
ステージパフォーマンスはさすがに20代の頃と比べると、
当時の過激さはなくなりましたが、その分彼らのライヴを見て感じたことは、
”余裕“
が伺えました。
経験したものだけが出せる”余裕“と言えば良いのでしょうか、そんな風に感じました。


『BREAVE HART


『LIFE



D&D
 
普段はアコースティックデュオとして活動しているバンドです。
しかしアコースティックをずっと続けていく訳ではなかったよう。
この日のD&Dは 『オール電化演奏会』 と銘うっての初めてのバンドスタイルでのライヴ!
アコーステックライヴでのD&Dは見たことあるのですが、バンドスタイルでのライヴは
D&Dとしても始めての試み!
>>メンバー
伊丹hideboo秀明   木村ラムチ勝広
伊丹hideboo秀明 (Vo./G.)   木村ラムチ勝広 (G.)
sidewinder
浦井 常明   高本 勝
南須原なっすん正則 (B.)   豊川ひさかず (Dr.)


やはりこのバンドもメンバー各自の経歴は長く素晴らしい経歴の持ち主ばかり。

メンバー全員が80年代後半から90年代にかけて、
関西のハードロック、へヴィロックシーンでかなり名を馳せたメンバーばかり。
 
Vo.G.の伊丹hideboo秀明氏は、関西でも人気バンドのヴォーカリストとして活躍していました。
 
G.の木村ラムチ勝広氏は“Guinea pig”という関西ハード&へヴィロックシーンでは、
名の知れた伝説のギタリストなんです。
以前、デイリーSINでご紹介しKた大阪市阿倍野区昭和町に店を構えるブルームズ
でギタースクール講師として、生徒さんにギターを教えています。
 
B.の南須原なっすん正則氏も過去にライヴハウスのブッキングマネージャーとして勤務していた
経験の持ち主、音に対するこだわりもかなりのもので、単独で弾き語りも出来る多彩な才能の持ち主です。
 

Dr.の 豊川寿一氏は筆者である私の高校時代からの同級生で、最近ではMarinoのVo,Leo氏や、

44マグナムのジミー氏のサポートドラマーや、元デッド・エンドのギタリストYou氏の
サポートドラマーなど現在でも活動は多岐に渡っている。
 

言ってみればかなり凄いオヤジ達がVo.G.の伊丹hideboo秀明氏の元に集結し、今回のライヴは行われました。

 

ライヴは動画を見ていただくと良く分かると思うのですが、D&D、独特の世界観が表現されていたと思います。

歌詞、メロディ、雰囲気全てにおいてオリジナリティあふれるパフォーマンスを披露してくれました。


『Kappa


『春一番 (カヴァー)


鈴木 広美ライヴレポート!
 
この日、トリを勤めたのがSUPER HIROこと鈴木広美!日本を代表するギタリストの一人。
鈴木広美 Hiromi Suzuki
<<Hiromi Suzukiオフィシャルサイト>>
<<ギターヒーロー・Hiromi Suzuki!インタビュー!>> ※前回デイリーSKINでご紹介した記事!
この日、鈴木広美をサポートした豪華メンバーラインナップ!
 
伊丹hideboo秀明   木村ラムチ勝広
鈴木 広美 (G.)   日置 尚弘 (Bass.)
sidewinder
浦井 常明   高本 勝
尾崎 正敏 (Drs.)   尾形 朗 (Key.)


強力なサポートメンバー達!
まずは昨年9月にリリースした鈴木 広美2nd ソロアルバム『Haze over there』のアルバムオープニング曲から、「A light battle」の動画をご覧下さい。
 

『A light battle』


やはり生の鈴木広美のトーンは最高でした。
彼の奏でるギターのトーン、ワビサビの聞いたフレーズ、どれをとっても素晴らしい。
前回、デイリーSKINでご紹介しました関西ハードロックシーンの重鎮、日置氏も今回は参加!
やはりこのお二人、ライヴ前だと言うのにすでにビール3本! (日置氏)


『指ならしをする関西へヴィメタル界の重鎮』


しかも本番前、楽屋での指慣らし中でも目の前のテーブルにはビールの缶が!

スーパードライ派のようです。 (笑
この日のSUPER HIROこと鈴木広美、ファーストアルバムフェイスからの曲や、
ジェフ・ベックや、ゲイリームーアのカヴァー曲も披露してくれました。
特にゲイリームーアの曲は動画に収めてきましたので、ご堪能下さい。


『コージパウエルカヴァー THE LONER 』


何ともいえない独特のトーンとこれでもかっ!という泣きのフレーズが冴えておりました。
 
メンバーもハードロック系はベースの日置氏だけで、
今回はDrsはフュージョンのDrsでキーボード奏者はクラッシック奏者との事。


『ファーストソロアルバム『-FACE- 』 から.Cosmic space walk 』



今年、1月5日にテラ・ローザのライヴがあったのですが、それは見に行くことが出来ませんでした。
 
テラ・ローザ歴代ギタリスト達がギターバトルを繰り広げていたようで、
見逃してしまった事が悔やまれてなりません。
 
しかしこの日、鈴木広美のギタープレイを生で体感出来たことは本当に良かったと感じました。
生の鈴木広美、これは要チェックです。
 
ギターインストルメンタルというジャンルにチャレンジを続ける鈴木 広美氏、
今後、彼のギタースタイルはどう進化していくのか、追跡取材して行く予定です。
 
次回、鈴木広美のライヴ予定はまだ決定しておりませんが、ライヴが決まったら
SKINサイト内で必ずお知らせ致しますので、ご期待下さい。
 
今回の“ No Music No Life “ミュージシャン達、どのバンドも独特で個性的、
同じ“ No Music No Life “の人々や、昔、音楽をしていて離れてしまった人に刺激になれば思います。
 
もちろん若い世代の人達には特にこのイカシタオヤジ達の生き方、参考になればと思います。


 

Hiromi Suzuki 
New Album


「Haze over there 」  2007 9.22 発売
Haze over there
1.A light battle
2.Wind to blow
3.Crude
4.Blue screen
5.What is later?
6.No another
7.The fugue of that far day
8.Prelude
9.Haze over there


Key & Org:岡垣“jill”正志 (Jill'Project・ex Terrarosa) (1.2.3.4.5.6.7.9.)
Drums:堀江睦男 (Starless ・ex Terrarosa) (1.2.3.4.5.6.9.)
Bass:小笠原義弘 (BLUESTONE CO・ex Savoytraffle) (1.2.3.4.5.6.9.)
Chorus:中西リョウコ (Babywildcherry) (2.4)

All Guitar & arrangement :鈴木広美 (1.2.3.4.5.6.7.8.9.)

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