【古き建物から蘇る匂い】 :: デイリーSKIN

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[2006年11月29日00時00分00秒]
【古き建物から蘇る匂い】

関西方面から北陸地方に来る時に、鉛色の空に変わると言われることがあります。
鉛色の空の下、福井から私、サカヤンがお送りします。
鉛色通信、略して「鉛通(ナマツウ!)」

今回は前々回紹介させていただいた旧森田銀行の近くにある旧岸名家
を真面目に紹介していきます。

*福井弁なし、あ、一部あり



               なんやっちゃおえ〜

                      あ、間違えた

               
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                     旧岸名家
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旧岸名家は、越前三国湊で材木商を営んだ新保屋岸名惣助が代々住んでいた町家
です。
妻入りの正面に平入りの前半分をつけた「かぐら建て」と呼ばれる特徴のある
建物が向かえてくれます、っと説明見てもさっぱりわかりませんが写真の様な
建物の事でしょう

ここは無料で入館でき、愛想のいいおばちゃんが色々と説明してくれます


まず玄関ニ箪笥がおいてある。

もってけどろぼぅ〜ってなものでしょうか?

俳句ポストなるものも設置されている、心の赴くままに心の俳句をいれるがよろし

おじゃましまぁっすと入っていくと、懐かしい時計




もう時を刻んでいない時計だが、昔、祖母の家にあった時計を思い出す
夜中に目が覚めるとコツコツと振り子が揺れる音と時間と共にカーン
カーンと鳴り出す音がすごく怖かった思い出がある
思えば、昔の家は恐怖心と同居していた気もする、庭を眺めていると
蛇が平気で横切り、食器棚の中でトグロを巻いている時もあった
百足は我が物顔で徘徊し、オニヤンマが部屋と部屋の間を普通に
通過していった。
ここ近年の建物の中ではあまり見ない光景だ


組み上げポンプ



さすがにこの時代のはあまり見んわ



ここにも箪笥が!

どうやら箪笥は伝統工芸品らしい、お手を触れないで下さいと書いてあるが
説明してくれるおばちゃんが「この箪笥は〜」っと説明がてらコンコンと
叩いていた、、、どういうことや!!


っと、後ろを見るとまたもや箪笥が




どうやらこの箪笥は貴重品を入れて置く為のもので、船とかに置いて
例え浸水しても浮くようになっているらしい。ゴムパッキンでもつめてあるのか!?
自分が死んでしまったら元もこもないような気がするが。。。



更に進むと



大理石じゃねえんけやおえ〜〜!!






うそだ







なんやっちゃおえ〜〜!





・・・気をとりなおして





水をください




そう、水だ








この柄杓で水をすくい下の砂利に水を撒くと、カラカラと涼しげな音が
聴こえてくる
「水琴窟」と呼ばれるもので仕組みはこうなっている




風流を楽しむ贅沢な造りがうらやましい

二階もあり二階には




日和山吟社ゆかりの展示室となっていて、松尾芭蕉門下の各務支考が三国湊
を訪れた際に、俳諧を通じた交流を深め、宗匠の印として文台を預かり、
「日和山吟社」を設立したらしい。

やはり持ち主のカラーが家に現れていて風流な造りになっている

こういった古い建物、家、町並みなどは国と人の財産になると思う
これからもずっと残して後世に伝えていかなければならない物だと
思う。ここ最近ニュースにもなっている世界遺産や重要文化財への
落書きは、ただ現代人の恥を後世に残しているだけだ、そんなものは
残さなくてもいい。
日本、地域の良さ、歴史を大事にしていかなければならない。


ん?


んん?




、、、、なんやっちゃおえ〜で締められない。。



なんやっちゃおえ〜〜〜〜!!!!











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