デンボのお話(長いよ、しかも画像ねーよ) :: デイリーSKIN

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[2007年03月27日00時00分00秒]
デンボのお話(長いよ、しかも画像ねーよ)

今回はDeep関西はお休みして、

 ブレイクタイムさせて下さい。

  でんぼ、関西ではおできの事をでんぼと言います。

  ある悲しい男のお話です。

  少し長いですが皆様しばしお付き合い下さい。
  
  今回は画像は一枚も有りません。


(ライターFT)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


 あれは3年くらい前でした。

 ケツにデンボが出来始めたのは。

 別段、これといって痛みや大きくなったりしなかったので

 1年くらい放置してたのですがついに大きくなって痛みも出て来るようになったのです。




でんぼ1

 実は10日程前からかなりブルーだった。




 肛門と、タマタマとの間に『ニキビ』のような物がポツリと出来た。最初は気にも止めなかった。しかし日が立つにつれ大きくなっていった。痛みは無いのだが、場所が気に入ら無かった。自分でネット等で調べて見た。どうも『痔ろう』らしい。



 医者ではないのだけど、間違い無いと言う事くらいわかるつもりだ。以前、勤めていた会社のバイト君の事を思い出した。その彼も『痔ろう』にかかり手術を受けた事を聞いて覚えていた。すぐ電話した。詳しく症状を話し、彼に『痔ろう』かどうか訊ねてみた。彼曰く、『オレと全く症状が同じ』との返事が返ってきた。




    ますますブルーになった!




 そのバイト君とオレは仲が良かった。彼が『痔ろう』に綯った時にかなりの勢いでおちょくり倒した。またバチがあたった。彼の名はマサヒコだったので、みんなから『マッチ』と呼ばれて可愛がられていた。しかし『痔ろう』になった瞬間から彼のニックネームは『ジロウ』になった。



 すぐ病院に行く事にした。そう、『肛門科』の校門をくぐる事にした。こんなのは早ければ早く見てもらった方が良いに決まってる。バイトの『ジロウ』君に聞いた『肛門科』に今日、行ってきた。家の近所だったし、何よりもバイトの『ジロウ』君から院内情報を得ていたのだ。「おばさんの看護婦さんしかいない」と、聞いていたのだ。



 受付で保険書を提出し、焦っていたオレは『じ、じ、痔ろうなんですぅー』と憐れみを乞う子犬のような表情で受付のおばさんに、思わず訴えていた。受付のおばさんは『はぁ、ここでは言わなくていいですよ、問診表に記入して頂ければ結構です』と優しく教えてくれた。オレの顔は真っ赤に噴火していた。



 待合室で待っていると、検尿をするよう言われた。そこでも検尿のコップをトイレの検尿置きに置かず、受付に『これ、おしっこ取りました』と受付に持って行ってしまった。また受付のおばさんに優しく言われた『トイレ入ってすぐ右にカップ置き場があるのでそちらにお願いします』オレは噴火どころか、核爆発をおこしそうになった。



 名前を呼ばれ診察室に入っていった。扉を開け中に入ると、とても可愛い看護士さんが『こちらにお座り下さい』と笑顔でオレに微笑んだ。ダマされた!『ジロウ』にやられた!





全くバイトくんの『ジロウ』にだまされた。バチを当てられたような感じだ。そのバイトのジロウくんは『痔ろう』のオペが終了した後、携帯の写メで術後の患部を写真を撮り、オレに画像を送りつけて来たツワモノだ。



 診察室に入り、先生に質問される前にオレはまたも先走ってしまった!『じ、痔ろうなんですぅ!何とかして下さい』
先生はまだ、一言も発していないのにオレは完全に『痔ろう』になってしまったと、カモノハシに顔が似た先生に訴えてしまっていた。



 先生に問診してもらっている時にオレは、『インターネットで自分で調べました。それに痔ろうになった友人に症状を言ったら間違い無いので早く病院に言った方が良いと言われました』と完全に自己診断をして先生に訴えた。



 先生もあきれ返っていたと思う。苦笑いをしながら、血圧を計った後に、ズボンを脱いで膝を抱えるように言われた。



 言われたままにジーンズのみを脱ぎ、診察台の上でオレは横向きになり膝を抱えた。




 先生『パンツも脱いで下さい』




 オレ『エッ!マジですか?』




 先生はあきれていたと思う。冷ややかな口調で『当たり前です』と言われた。




 とうとうオレはカモノハシ先生と若くて可愛い看護士さんの前で『お菊様』をさらけ出してしまった。もちろん、最大級に赤面していた。息をするのも忘れるくらいに『緊張』してしまっていた。



 看護士さんがオレのお尻のほっぺたを片手で開き、ヌルゥーとした何かをお菊様に塗り始めた。オレは恥かしさのあまり気絶しそうだった。その後、カモノハシ先生が来てオレのお尻を完全におもいっきり開いた。完全に丸見え状態だ。何故かオレは『敗北感』を感じてしまった。



 もうオレはこの町では生きていけないような気がした。自殺したかった。しかし宗教上の問題でオレは自殺は出来ない。だからフランスの外人部隊に入隊し、イラク人の為に命を捧げようと思った。



 そんなバカな事を考えながらいると、イキナリだ。
イキナリズバッっと来た。不意に力を入れて力んでしまった。
看護士さんが『力を抜いて、はぁ〜っと声を出して下さい』と
言った。オレは『はぁ〜〜〜〜〜〜』と言いながら涙が一筋こぼれ落ちた。(ウソ)



 若い看護婦さんの前でカモノハシに似た先生に、『お菊様』をグリグリされているオレは一体何をしているのだろう?
なんて不快な気分なんだろう!




『不快極まりない。』




オレは涙を流しながら(ウソ)カモノハシ先生に『お菊様』を
グリグリされていた。先生は『ん〜〜〜〜〜〜〜〜』とうなり声を上げ、『どの辺りにおできがあるの?』とお菊様をほじくり返しながらオレに聞いた。(超痛いし、気持ちわりー)




 オレは『いや、肛門ではなくて、もっと睾丸に近い所です』と言った。俗に言う『アリのトワタリ』あたりなのだ。




 先生は、『お菊様』から手を抜き、『アリのトワタリ』あたりを触診しだした。すぐに『おでき』は見つかった。すると先生は、『痔ろうやないね』とあっさり一言。『痔ろうの可能性はありますけど、これは少し違うようですね』




 オレは『お菊様』を放り出したまま、少しだけほっとした。
では一体、何?




          当然疑問に思う。




 ここまで恥かしい思いをして『痔ろう』ぢゃなかったらオレは一体何をしに来たのだろう。ケツを放り出したままオレはどうする事も出来なかった。




          頭が真っ白だった。




 あわててパンツをはこうとしたオレに看護士さんがさえぎった。『ちょっと、待ってください。ゼリーをつけていますので今拭きますね』もうされるがままだ。念入りに『お菊様』を拭いてもらい、診察室に置かれている椅子に座りなおした。



 カモノハシ先生曰く、『痔ろうの可能性は20%くらいかな、これは良性の腫瘍ですな』との返答。オレはまだ、真っ白だったので『痔ろうぢゃ無いんですか?困りますぅ、痔ろうぢゃ無ければ困りますぅ』と完全にパニくって訳の分からん事を口走ってしまった!



 診察の結果、痔ろうの疑惑は少なくなった。オレは喜ぶべきだったが、素直に喜べなかった。何の為に『お菊様』をさらけ出したのか!色々な事を同時に考えて余計にパニックに陥ってしまっていた。パニックになると頭の中である曲が流れる。最近パニくるといつもこの曲だ。




     『ざわわ、ざわわ、ざわわ〜〜』




 今週の金曜日にもう一度病院に来て下さいと言われた。
今は行こうかどうか迷っている。




     『ざわわ、ざわわ、ざわわ〜〜』




 それから2年、デンボは腫れては小さくなったり

 時には破裂してナプキンを使用する羽目になったり

 悩みのタネでした。

 そして最近、

 今度はケツの割れ目の上の方にデカイのが出来たのです。





 でんぼ2

 先週の土曜日曜がケツに出来たデンボが腫れに腫れまくり激痛を伴っておりました。


それはそれはひどい痛みで座るのにも一苦労してました。こりゃ、もうどうしようもなくなったので昨日、病院に行って来ました。

月曜日になってもさらに痛みは増すばかりで朝からネットで近所の皮膚科を調べて行こうと思った時、妹から電話が。

『〇〇皮膚科に行こうと思ってる』

と電話で妹に話たところ、妹曰わく

『あそこだけは止めたほうがいい』

との返答。

行く病院を失ったオレはケツの激痛と戦いながら、近所の病院を探す為、春の嵐に邪魔されながら苦痛に歪みながら近所をさまよい続けて歩く事一時間。

近所に皮膚科なんか無いやないかい!

仕方ないので近所の救急病院へ!

昔はかなり評判悪かった病院だけど、数年前にリニューアルしてるし、あまりの激痛で限界に達していたオレはその病院にケツを押さえながら駆け込んだ。

痛みのあまり、思考能力がかなり低下していたオレは症状を看護師さんに聞かれ

『ケツが破裂しそうで死にそうです』


こんな情けない返答をかましてしまった。

オレの尋常ではない返答に看護師さんも慌ててしまい、

『先生、患者さんのおケツが裂けてるみたいです』

急いで診察室に通されました。

すでにオレのケツが裂けてしまったと勘違いした看護師さんは慌てて診察室に通してくれた。

先生は非常に冷静に

『お尻が裂けたとは何かに引っ掛けて裂けたんですか?』

と、不思議そうな感じで質問してきました。オレは完全にパニくっていたので、立ったまま先生に

『デンボが腫れて裂けそうなんです、痛くて激痛で膿が出るかも知れませんので洒落になりません』

完全に訳の分からない返答をしてしまった。

先生に質問されている時も立ったままだったのですが、少し落ち着いたオレは思わず何も考えずに椅子に座ってしまった。ケツのデンボの事を完全に考慮してなかった。

普通の丸椅子だったのだけど座った瞬間、デンボ直撃!

『ぬりゃ〜うううぅぅうううっ』←痛みを我慢する声

苦痛に歪んだオレの表情を見るなり先生はまたもや冷静に

『じゃ、ズボン脱いでそこに横になって下さい』

オレは

 『ぬりゃぁぁぁああ、はい、分かりました』

また訳の分からない奇声を発しながら震える手でジーンズのベルトを外しながらデンボにジーンズが触れないようにズボンとパンツを膝まで下げた。

そひて診察ベッドにうつ伏せでねっころがり患部を見せた。先生は

『どこ?あっ、ここか、こりゃ切ったほうが早いわな。麻酔する?麻酔しても膿出す時は痛いけどどうする?』

オレ:『麻酔は致死量までして下さい』

本気でこんな事を言ってしまった・・・

先生も看護師さんもかなり笑いを堪えていた感じがするのだけどうつ伏せだったので分からない・・・

先生:『じゃ、麻酔しますよ、痛いかもしれないですけど少し我慢して下さいね』

オレ:『はい、頑張ります』

先生:『じゃ、行きますよ!痛いですよ!』



 『ぬうぅ〜〜〜ん、むぅぅうう〜〜〜〜ん』(耐えてる声)



先生:『腫れが酷いのでいたいですわな、もうちょっとで終るから頑張って!』

オレ:『むしゃぁ〜〜〜〜いいいいぃぃいっ』(耐えてる声)

ようやく激痛麻酔注射を終え、切開する事に。
切開する時は麻酔が効いているので痛みは無い。十字に5mm程、切開したらしい。

切開した瞬間、先生が看護師さんに大きな声で指示を出した。

先生:『こっちに流れてきてるからこっち押さえて!早く!』

看護師さん:『先生、多すぎて押さえきれません!』

先生:『分かった、タンポン持って来て!早く!』

こんな会話だったように思う。

この時はまだ痛みはそれ程でも無かったのだけど、デンボのねっこをつまみ、膿を絞り出す作業が残っている。これが痛いのなんの・・・

人間は痛みに弱い生き物と言うのを痛感させられた日でした。

麻酔を患部の周りに数ヶ所打っただけで唸るほどの激痛だったのに、膿を絞り出す為に患部(デンボ)の根元から絞り出すわけで・・・

デンボの大きさは直径3cm程、しかも一番メインのデンボの横には小さなデンボが2ヶ所も出来ていたらしく、患部を見ていた先生が教えてくれた。

考えただけで気が遠くなるのを覚えた。
しかし病院に来た以上、オレは腹をくくった。

一番でかいデンボの中心に十字に5mm程メスを入れ、後は指で根っこをつまみ力を入れて膿を絞り出す。全くシンプルな治療だ。きっと自分では出来ないだろう。やはり病院で切除して貰うのは賢明な選択だったと自分に言い聞かせた。

麻酔が効くまでの間、先生がもう一つのデンボはどこにあるか看護師さんに聞くように言い、席を離れた。もう一つのデンボはかなり腫れていたのだけど先週に友人の歯科医であるひら先生に抗生剤をもらい服用していたので腫れは治まっていた。

しかし、シコリは残っていた。しかもこのデンボの場所は俗に言う「アリのトワタリ」に位置する。

看護師さんはもちろん女性・・・
しかも妊婦さんだった。

すでにオレのお菊様は先生と看護師さんに見られている。
やはり何故か敗北感を感じていた。



オレは恥かしさと看護師さんの胎教に悪いのではと思い、



『今は治ってシコリが残ってるだけですので大丈夫だと思います』


などと、いらぬ気を使ってみせ、何とかオレの「アリのトワタリ」部を見られまいと必死になっていたが問答無用で看護師さんは

『ちゃんと見せてくれないと後でまた腫れたら大変ですよ!』

と半ば、半切れで言われてしまった。

オレは

『お股の所にシコリがあります』

すると看護師さんは

『そのまま腰を上げて足を開いて下さい、恥かしがっている場合では無いですよ!』


もーどーにでもなれぃっ!

全部みせたらぁ〜

見やがれぃっ!ホレホレぃっ!

ケツをなめなぁ〜

心の中でそう呟きながらやはりあの曲が頭の中を流れていた。



『ざわわぁ〜ざわわぁ〜ざわわぁぁああ〜〜〜』



病院の診察台の上で下半身丸出しでノーパン状態でしかも四つんばいになっているオレ・・・

しかも肛門をさらけ出して妊婦さんに見られているのだ。やはりあの曲は頭の中から止まらない。


『ざわわぁ〜ざわわぁ〜ざわわぁぁああ〜〜〜』


看護師さんはそのお股のシコリを触りながら、

『ここですね、ここのシコリ結構、大きいですね』

オレは恥かしさのあまり、看護師さんに返す言葉がなかった。ようやく言葉に出来たのが

『今は全く痛みは有りません』

そんなやり取りをしていると先生が戻ってきた。

一目見てシコリ部分が分かったらしく

『痛みや腫れがないのでこれは様子を見ましょう、あまり気にしなくても大丈夫です。根治的な治療をするには時間もかかるし結構大変ですからね、また腫れた時に考えましょうか!』

オレは四つんばいのまま

『はい、分かりました』

こう言うしかないって・・・

先生は『さて、切りますよ、患部を触りますがこれ、痛くないですか?』

『はい、大丈夫です。』

『膿を出す時はかなり痛みがでると思いますが我慢して下さいね』

『はい、頑張ります』

もう一度、うつ伏せになったオレのケツを開く看護師さん。

どんな時もオレのお菊様は曝け出されている。恥かしさはかなり失せた。そして腹をくくった。

先生:『じゃ、切りますよ』

オレ:『お願い致します』

麻酔が効いているのだろう、メスを入れる時は全く何も感じない。これなら膿を出す時もそれ程痛みは無いかも知れない。オレは少しだけ安心したと同時に全身に入っていた力が ”ふっ” と抜けた。

先生:『じゃ、行きますよ!痛いですが頑張って下さいね』

オレ:『はい、頑張ります』


オレは絶対に声一つ上げずに耐えてみせる!心の中でそう自分に誓ったのだが・・・

患部(デンボ)の周りを指でつまみ上げる感覚があったと同時に激痛が走った!



オレ:『ぷしゅぅぅぅううう、ぎぃぃぃいいやぁぁぁあああっっつ』(思わず声出る)



先生:『痛いわな、痛いわな、すぐに終るから頑張って!』


オレ:『もぉふぅぅぅううっっ!ぬおりゃぁぁああっ、ぎしぃぃいっ』

オレ:『先生、ままです、ままですかぁ〜っっっつ、ぬわぁ〜いっ!』(まだですかと言いたかった)

先生はオレの意味不明な言葉を無視し、看護師さんに慌てた様子で何やら叫んでいる。きっと思いの他、膿が大量に出たのだろう。

オレの足の根元にまで生暖かい液体が流れ落ちるのが分かった。

この作業を何度も繰り返された。

それは想像を絶する痛みだった。

膿を絞り出されるたびに発するオレの奇声は他の看護師さんを呼び込み、小さな診察室には5,6名の看護師さん達が集まってきていた。




死にたかった・・・





ようやく処置が終わり、落ち着きを取り戻したオレは、冬場にも関わらず大量の汗をかいていた。看護師さんはタオルを持って来てくれ汗を拭くように言われたオレは、ようやくパンツとジーンズを履き、先生の診断結果を聞いた。

『当分、消毒に通うようにして下さい。今、まだ膿が少し出てますので傷口に小さなタンポン詰めてますのでこの膿が止まるまでは消毒に来て下さいね、ちゃんと消毒しないとまたすぐに腫れる可能性ありますので恥かしいかもしれませんがちゃんと通って下さいね』

その時の画像を携帯カメラで撮影したのだけどUpするのはさすがに止めておきます。

後日、消毒に3日間、通いました。

消毒に関しては看護師さんが日変わりで大変恥かしい思いをしました。場所がケツの割れ目付近なので両サイドにケツを開かれ消毒されてました。恥かしさは薄れていって慣れたのですけど、何故か ”敗北感” だけは残ってました。


   _| ̄|○





表現的にえげつないので
そんなのがキライな人で読んでしまった人はすみません。



ケツのデンボはシコリもなく、快調です。






         



               おわり
















🌟とにかくセクシーなMUSIC PV ニッキー・ミナージュ ケツを自在に動かせるスンゴイ技

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