2009年 飛田新地で働いてた女 2 :: デイリーSKIN

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[2009年11月06日00時00分00秒]
2009年 飛田新地で働いてた女 2

飛田新地で今年の6月まで働いていたYさんのお話になります。

2009年 飛田新地で働いてた女先週のDeep関西はこちら


(ライターFT)

 2009年 飛田新地で働いてた女 2


Yさんの彼氏がホストクラブを開店したのは6年前のこと。

初めは順調に店の経営もいっていたようだけど、3ヶ月くらいすると東京進出に動き出した彼氏。店の経営は順調とはいえ、まだまだ地盤を固め、資金的にももっと余裕が出てからでも遅くはなかったようだ。

大阪とは完全に金額的に桁が違うとのことで開店資金は足りなかったらしい。



それでも自信満々だった彼は銀行での融資を決め、東京進出にかけた。

大阪でもNo1だったプライドと意地、従業員や一緒に経営してきた仲間の制止も振り切り、ほぼ独断で東京進出を決めた。

融資額はなんと8000万!



よくこれだけの金額の融資を受けれたと思いますが、そこはさすがにNo1ホスト、保証人になってくれる女性は1人や2人ではなかったようだ。

当時、大学生だったYさんは奨学金制度を使い通っていた。



夜は北新地の一流クラブでバイトをしながらそこそこ潤った生活をしていた。親からの仕送りなどは一切受け取らなかった。

ホストの彼と出会ったきっかけはYさんの同僚であるホステスさんが行きつけのホストクラブに一緒に行った時に知り合い、彼から交際を申し込まれたとのこと。

完全に交際を断っていたらしいですが、何度も何度も交際を申し込まれ、最終的には根負けしたとのことでした。ホストという職業柄、彼のことを信用してはいなかったのだけど、月日が経つにつれ、彼の魅力に引き込まれていったYさん。

お互いの夢を語り合い、その夢に向かい邁進する彼とならどんなことだって乗り切れると考え出すようになっていた。

Yさんも彼氏も驚くほど働き、勉強し、2人でかなりの額の金額を貯金し、それを彼の新しい店の資金として運用した。

開店し順調だったホストクラブ経営。

そして新たな借金をしての東京進出。



東京進出後、半年が過ぎ店の経営も順調かと思えた。

Yさんは順調だと信じていた。

毎月の返済などは全てYさんが任されていた。

そして1年を過ぎた頃、毎月、銀行に返済しないといけない金額が滞るようになる。それでも彼を信じていたYさんは自分が働いて貯金していたお金を足らない返済に充て、彼を支えた。

その頃、Yさんは自分が新地でかせいだお金のほとんどを彼氏の返済にあてていた。北新地のお店でも人気だったYさんは自分が生活するお金も足らなくなってきても文句一つ言わずに頑張った。

でも限界は必ず来る。

何とかそれまでに盛り返す方法など考えながら彼を支えていた。

ある時、家に帰ると東京にいるはずの彼がそこにいた。

話を聞くと東京の店を閉めて大阪に戻ってきたという。

長い時間話し合い、これからの返済をどうしていくかを2人で話し合った。

大阪の店は幸い順調だった。

2人が出した結論は大阪の店を売却し、そのお金を銀行からの融資の返済に充て、彼は元いたホストクラブに戻り働いてて残りを返済しようという事になった。

でも世の中はそんなには甘くはなかった。

元いたホストクラブでは雇ってはもらえなかった。そればかりか他のホストクラブにも噂が噂を呼び、彼を迎え入れてくれるホストクラブは大阪にはなかった。

ひどい落ち込みようの彼を支える為、Yさんは一生懸命頑張った。

夜はそのまま働き、昼間の学校の講義がないときは派遣バイトを始めた。
辛かったようだが、元々明るく前向きな正確の彼女はそれでもへこたれなかった。

ヘトヘトになり家に帰るといつも彼は暖かく迎えてくれていた。
酷い落ち込みだった彼も、Yさんのポジティブな考えに影響されてか彼女が家に帰るまでは寝ないで待ってくれていた。

でもそれは全て彼女の幻想に過ぎなかった。



ある日、彼がこんなことを言った。

『疲れているならこれを吸うと疲れが完全に取れるよ』



それは紛れもない覚せい剤だった。



続きは次週!









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