ミニ氷河期が2030年に訪れる。2021年から気温は徐々に下がる?嘘か誠か! :: デイリーSKIN

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[2020年04月07日00時00分00秒]
ミニ氷河期が2030年に訪れる。2021年から気温は徐々に下がる?嘘か誠か!


ミニ氷河期が2030年に訪れる。2021年から気温は徐々に下がる?嘘か誠か!

(ライターFT)

英テムズ川が再び完全に凍結する?  

 ジャルコヴァ教授は新モデルを使い、2030年に始まる第26太陽周期で、太陽の活動が著しく低下することを予測。記者会見で次のように説明した。「第26太陽周期で、2つの磁気波はまるで鏡に映されたように相殺しあい、(地球は)『マウンダー極小期』のような状況になると推測できる」。

 「マウンダー極小期」は1645年から1715年まで続いたミニ氷河期で、黒点の数が著しく減少したことで知られる。地球では寒冷化が進んだ。黒点を研究した天文学者エドワード・マウンダーにちなんで「マウンダー極小期」と呼ばれている。

 この時期は、英テムズ川が完全に凍結したことでも知られる。米ニューヨーク市ではニューヨーク湾が凍って自由の女神やスタッテン島まで歩いていけた。またアイスランドは周囲が海氷に閉ざされたため、貿易や漁業に大きな被害がでた。飢饉に見舞われて人口がほぼ半分になったとの記録さえある。

🌟地球は2030年からミニ氷河期に入るのか?




 2019年の夏は暑かった。しかもメチャクチャ暑かった。そして2019年から2020年にかけての冬は驚くほどの暖冬でした。

 世界の科学者達はすでに2015年にミニ氷河期が来ると警告している。



 イギリスにあるノーザンブリア大学のバレンティーナ・ザーコバ教授はこのように伝えている。

 ザーコバ教授の予想だと、97%の確率でミニ氷河期は訪れる

 ミニ氷河期の原因は「太陽活動の減少」だと予測しています。以前、デイリーSKINでもお伝えした「マウンダー極小期」に入るということです。2030年には太陽の活動が現在の60%まで減少してしまい、ミニ氷河期が到来すると、ザーコバ教授は警告しています。

 マウンダー極小期は今回が初めてではなく、1645年から1715年までの70年間続いたと言われています。日本は江戸時代になります。

 この頃の日本では、寒さによる飢饉が発生し、農村では一揆が起こり、大変な凶作が続いたそうです。



 延宝2年(1674年)には5月中旬より晴天はなく3ヶ月もの期間、雨が降り続いたとか。太陽活動が弱まると曇りが多くなるそうです。太陽の磁場で宇宙線が地球に入らない役割をしているそうなのですが、マウンダー極小期では太陽活動が弱まり宇宙線が多く大気圏内を突破し、ミューオンという粒子だそうです。このミューオンの一部がイオン化され大気中で水滴になりやすいとか。

江戸四大飢饉 

 江戸四大飢饉(えどしだいききん、えどよんだいききん)とは、江戸時代に起きた長期にわたる冷害・旱魃・水害などの異常気象や害虫の異常発生、病害、火山噴火などでの凶作の連続による飢饉の内、最も被害の甚大であったものをいう。

 ただし寛永の大飢饉を除いて江戸三大飢饉と呼ばれる場合も多い。また三大飢饉とは別個に寛永の大飢饉とこれに元和5年(1619年)・延宝3年(1675年)・延宝8年(1680年)の飢饉を加えた4つを「近世前期における4大飢饉」として取り上げる見方もある。

 上記のうち、最大規模の飢饉は「天明の大飢饉」である。その他、元禄の飢饉(元禄年間 1691年-1695年)、宝暦の飢饉(宝暦年間 1753年-1757年)なども東北地方を中心に被害をもたらし、四大飢饉に次ぐ飢饉として挙げられる。

 東北地方の専門家は天明・天保の飢饉に宝暦の飢饉を加えて三大飢饉と呼ぶこともある。[誰によって?]また延宝の飢饉(延宝年間 1674年-1675年)、天和の飢饉(天和年間 1682年-1683年)も被害が大きかったという。

 江戸時代は全期を通じて寒冷な時代であったといい、凶作や飢饉が絶えなかった。

🌟出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 今が暑いからといって、地球がおかしいのではなくこうした温暖と寒冷の繰り返しを地球はしているのですね。

 気候変動研究では、16世紀以降に寒冷化が進み、飢饉が頻発したのは事実であり、今までが温暖だったということは別に不思議でも何でもないということですね。

 注意しないとならないのは、飢饉が人間同士の争いを生み出すという事実も残されています。16世紀以降に寒冷化が進み、飢饉が頻発し、越後上杉氏の他国出兵時期と期間から口減らしの意図が考えられ、特に飢饉の続いた永禄年間に上杉謙信は関東への出兵を繰り返しており、これは戦争が飢饉を起こすのではなく、飢饉が戦争を起こしていた例とされる。

 元禄年間(1688〜1704)の間は凶作・不作が頻発し、特に元禄8年(1695)と15年(1702)は大凶作となり、それぞれ数万人もの餓死者が出たと伝えられています。この時期はマウンダー極小期と完全に重なっていますね。

 2020年は歴史を動かす大事件として新型コロナウイルスがパンデミックを引き起こしています。

 「小氷期」には世界中で飢饉が頻発し、人々の争いが各地で起こり、歴史は世界規模な混迷の時代に突入する。

 マウンダー極小期終盤に日本では富士山の噴火も経験している。1707年12月16日(宝永4年)旧暦 11月23日 宝永大噴火、江戸市中まで大量の火山灰を降下させる等特徴的な噴火だったそうです。

 この前の太陽黒点の極大期は2001年から2002年にかけてだった。11年周期からすると、2012年から2013年にかけて再度極大期を迎え、沢山の黒点が出現するはずだった。ところがこれまでのところ、予想したほど黒点は現れていない。今までの観測記録と照らし合わせても異常な事態だ。

 今までの温暖な気候は嘘のようになくなるのか?

 それとも温暖化が加速し、夏は2019年よりも暑くなるのか?

 太陽活動があまり活発でなかった時代、どれも歴史は大きな動きを見せる。小氷期においては気候変動の振れ幅が大きく、異常気象の連続が常態になるらしく、暑かっても寒かっても災害は起こり得るという事になる。

 極小期に入る直前は、大規模な政変や新型コロナような出来事が多く起こるとも言われている。ザーコバ教授の計算によるとマウンダー極小期に入る確率は97%と予測されている。厳しい冬におよそ夏らしくない冷夏、夏のない年すらあったという。

 地球温暖化がマウンダー極小期をどれくらい和らげてくれるのか、ザーコバ教授もマウンダー極小期に入ることは確実と予測しているが、「地球温暖化が(太陽活動低下の)影響を覆してくれるかもと期待している」なんて事も言っている。

 過去にもミニ氷河期が到来すると言われた予測があったが、どれも外れている。ザーコバ教授はこの予測を2015年に発表しており、ペストの後のマウンダー極小期のように、新型コロナの後のマウンダー極小期に突入する歴史の繰り返しはあるのかも知れない。












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