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”Kacica“
2月28日 ライヴレポート &
2ndアルバム発売直前インタビュー



昨年8月にデイリーSKINでお伝え致しました
”Kacica“というバンドのセカンドアルバムが
2008年3月30日にリリースされます!!

<<日本発信!世界照準のバンド ”Kacica“前回の記事はこちら!>>




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アルバムタイトルは 『MOSAIC』
手元にニューアルバムの音源があるのですが、かなりのクオリティに仕上がっています。
 
2008/3/22、この日行われたKacicaのライヴは大阪堀江にあるClub Vijonという場所で行われました。
 

この日のライヴはメンバー達はかなり気合いが入っており素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。鬼気迫る彼らのパフォーマンスはオーディエンス達を惹き付けるには十分でした。

まずはこの日の動画をご覧下さい。


「動画1」3月22日 in大阪堀江「Club Vijon



4曲のみという短い時間でしたが、Vo、Misatoの透明感のある独特の歌声と、
バックのノイジーな音との融合、クリアサウンドの使い方、全てにおいて計算されつくした、Kacicaの進化したサウンドが時には心地よく、時には破壊的に創り上げられた曲調が、オーディエンスを引き込むには充分すぎる特殊な雰囲気を感じました。
 
今回のKacicaライヴを見て感じたことは、彼らの ”音“ 作りに対する真剣さです。
 
ひとえにKacicaの魅力とは何なのだろう?
 
彼らを見るたびに思うのですが、Misatoの存在感を特に感じてしまう。
もちろん他のメンバーもそれぞれ存在感は大きいですが、フロントウーマンとしてのMisatoの存在感は、Kacicaに欠かせないものだと今回のライヴを見て特に感じました。
 
ステージパフォーマンスはもちろんMisato独特のスタイル。
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「動画2」3月22日 in大阪堀江「Club Vijon


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Kacicaオフィシャルページではメンバーのブログも掲載。
 
インタビューの際、『いつもメンバーブログはチェック入れてますよ』と伝えると、
とても恥ずかしそうに『なんか見られているみたいで恥ずかしい』と、
女の子らしいコメントが返ってきました。
 
普段の彼女もキュートで楽しい一面を覗かせてくれました。
 
ギタリストの種村光史の音作りの繊細さ、ベーシストのBa.堀一也の音に対する
こだわり
は、Kacicaのバックボーンを支えている重要な役割を担っている。


「動画3」3月22日 in大阪堀江「Club Vijon


サウンドに対しては、メンバー全員でかなりのこだわりのようです。
聴いているだけでもそのあたりは伝わると思いますが、ライヴを見ると更にそう感じるのは私だけではなく、見ている人たち皆がそう感じるのではないでしょうか。
 
Drsの新子洋史のグルーブ感は1年前よりスケールアップしたように感じます。
メンバー4人が個々の感性をぶつけ合い、融合し合い ”Kacika“というグルーブ感を創り上げていると思います。このメンバーでないと出せない彼らのサウンド、是非体感して欲しいと思います。
 
セカンドアルバムはかなりお勧めアルバムに仕上がっています。
日本だけではない、世界に通用する数少ないバンドだと感じています。
( ライターFT )
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「動画4」3月22日 in大阪堀江「Club Vijon


<< Kacica 2nd アルバム発売直前インタビュー >>

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Kacicaメンバーにライヴ終了後、インタビューを取ることが出来ました!!
とても楽しいインタビューでした。

動画でもインタビューをしていますが、
動画で収め切れなかった部分を、ここで公開いたします!!



Q1: ファーストアルバムとセカンドアルバムの違い、制作時においての心境などお聞かせ下さい。
 
A1: ▼堀 一也氏
自分達が当時出せるサウンドの確認の作品という感じかな?
セカンドアルバムは、”自分達らしさ“を特に意識したかな。
自分達のサウンドを徹底的に追及したし、自分達にしか出せないサウンドだと思う。

▼Gt.種村光史氏
今回のセカンドは頭の中で思い描いていた事を具体化できた。
ファーストアルバムもやりたい事をしたんだけど、セカンドはさらにやりたい事が出来たアルバムだと思う。

▼Dr.新子洋史氏
ファーストは、曲作りの時も手探りって感じでした。
作ると言う実感が少なかったように今は思う。
セカンドはそのあたりが見えていたので方向性を自分自身で明確にハッキリした。満足いくプレイが出来ました。

▼Misato氏
ファーストは衝動のまま、好きなものや自分らしさ、熱い想いを詰め込んだ感じで創り上げたアルバムだと思います。
自分の内面を見つめ、自分ってこうなのか、というのを意識、再確認しながら断片的な自分の想いや感性を一つ一つ拾い集め、パズルのように創り上げて行きました。
そういった意味も含み、セカンドアルバムタイトルの『MOSAIC』はそんな想いから決めました。

Q2: 『曲作りはどういった方法で作られていますか?』
 
A2: ▼堀 一也氏
スタジオでジャムりながら作りますよ。
録音しながら良かった所を何故良かったかを徹底的に考えながら創り上げていきます。
後はフレーズを持ち寄ったり、リズムを乗せていったりセカンドアルバムに関してはそういった手法が多かったかな。

Q3: Misatoに質問です。
歌詞の作り方やコンセプトなどあれば教えて下さい。
 
A3: ▼Misato氏
詞を書けるときというのがリアルタイムで何かがある時が多いです。
その時のタイミングであったり、状況や胸に残る出来事、降ってくると言うか降りてくることも多いです。
コンセプトに関しては環境問題であったり、様々ですけど、そういったイメージを私の中でのファンタジーに置き換えたりしています。
聴き手の受け取り方に合わせてくれたら嬉しいです。
後は自分が探しているものであったり、自分についての歌詞も多いですよ。

Q4: 『レコーディングで苦労したこと、楽しかったこと教えて下さい。』
 
A4: 楽しかったこと?
う〜〜ん、あんま無いですね (笑
当初、ミニアルバムの予定だったんです。
でもペングトレードレーベル (Kacica在籍レーベル)社長さんが、
フルアルバムにして大切にして欲しいという意向もありました。
その言葉を聞いて尚更、良い作品に仕上げたいとも感じたし、
その時のタイミングや状況を大切にしたいとも感じた部分も大きいですね。
その分、メンバー全員今回のセカンドアルバム制作をする上での重みも感じましたね。

▼Misato氏

アルバム制作時はかなり忙しくてほとんど寝る時間も無いほどでしたね。
レコーディングに入ると本当に自由な時間がほとんどなくなりますね。
そうやって疲れが溜まっていた時に階段を下りるときに立ち眩みになってしまってそのまま階段から落ちちゃったんです。
そのまま気を失って記憶が飛んでしまって一月以上もおかしかったんですよ!でも、倒れた時は気持ち良かったですよ (笑


  インタビューはまだまだ続きます。後は動画でお楽しみ下さい。
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>>Vo.Piano Misato
 
photo07
>>Gu.種村光史
 
photo08
>>Ba.堀一也
 
photo09
>>Dr.新子洋史氏
 
 
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詳しくはKacicaオフィシャルページで!ツアー情報も!
<<Kacicaオフィシャルページ>>
 
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「動画インタビュー」ライヴ終了後のKacicaメンバーの様子

ツアーエピソード

Kacicaインタビュー