「美里」のもう一つの名物ともいえるのが女将さんの瀧本樹世子さん。「とにかくお客様には本当においしい甘味とゆっくりした時間を過ごして頂きたいんです。」そう語る瀧本さんは甘味をお出しした後も「あったいうちに食べて下さいね。」と本当にお客様思いの女将さん。 昔から甘味のお店を作るのが夢だった、と穏やかに微笑む女将さんの優しさに包まれたお店です。
「水かけ不動」で有名な法善寺の中にある「夫婦善哉」。善哉一人前を注文すると二つのお椀に分けて善哉が出てくる事から「夫婦善哉」と呼ばれています。食べてみるととっても甘くて小豆一粒一粒にハリとコクがあるんです。カップルで食べると円満になれるという縁結びの意味もあるので、彼氏彼女とのデートや、夫婦のちょっとしたお出かけに最適!大阪の空気を存分に味わいながら善哉と一緒にあま〜い時間が過ごせちゃいます♪
ゆったりとくつろげる店内は昔からの「夫婦善哉」ファンや観光客でいつも賑わっています。「夫婦善哉」の創業は明治16年。今から100年以上も前に文楽の太夫、木文字重兵衛という人が始めた「お福」というお店が始まりだそうです。本当は二つのお椀に分けた方がたくさん入っているように見えると考えたからなのですが、一人前なのに二杯のお椀に分けた善哉が「夫婦のようだ」と有名になりお店の名前も「お福」から「夫婦善哉」という名前に自然に変わったんだとか。100年以上の歴史をゆっくり味わえるお店です。