飛田新地・嘆きの壁 :: デイリーSKIN

[2006年10月21日21時44分47秒]
飛田新地・嘆きの壁

■B級グルメ道!久々の更新!西成(釜ヶ崎:あいりん地区)萩之茶屋本通商店街 酒のもりた超お勧め店!


関西に住んでいても中々足を踏み入れない場所や、知っていても行った事がなかったり、Deepな人の溜まる場所であったりと様々なDeepな関西を紹介するDeep関西!

今週は『飛田新地・嘆きの壁』です。

前回4月25日の『西成警察署〜飛田新地!日本で唯一、暴動がおこる街』の記事掲載後、数多くのメッセージをデイリーSKIN読者様より頂きました。

皆様のご要望にお答えするべく取材に行って来ましたが、今回の取材に関してはここでは書けないことがあり、不完全燃焼とも言える内容になったかも知れません。

しかし私なりに限界ギリギリまで書いたつもりです。

この地域の取材、調べれば調べるほどに色々な事が分かってきました。
(ライターFT)


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┃『昔ながらの色街・飛田新地・嘆きの壁』
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色々とネットで飛田新地について調べているとかなり画像撮影に関してはまずいだろうという内容のサイトが多々ある。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=795849
このサイトを見ていただければ写真を撮る難しさがよく分かると思う。

ここでオレは少し考えた
上のリンクに書かれた事を踏まえてと、前回取材した時に、その筋のお方がすぐに飛んできた事を踏まえて、直接お店に取材を申し込むのはかなり難しいと予想される。

http://ag-skin.com/daily/skinblog.cgi?mode=2&sn=9
前回のデイリーSKIN


そこでダメ元、オレのやり方は突撃、玉砕あるのみ!
まずは正面から取材申し込みをしてみようと思い、取材申し込みをしてみた。

しかし予想していた通り、取材拒否されてしまった。1件目、2軒目、全て拒否、軽くあしらわれてしまう。しつこく食い下がって見たものの、挙句の果てには営業妨害だと罵られてしまう。それでも諦めないオレは3軒目に取材申し込みをしている最中、後ろからイカツイ声に遮られた。

来た!来やがった!

後ろを振り返らなくても、その筋のお方だとオレは確信していた。

そして後ろを振り返ると完全にその筋のお方・・・

しかし、どこかで見覚えのあるような顔だった。

なんという事だ。この筋の人はオレの高校の後輩だったのだ!
かなり太っていた。高校の頃の彼は痩せていたのに、見事な恰幅に変貌を遂げていた。しかしすぐに後輩のTだと分かった。

後輩のTもオレの顔を見るなり、


    『あっ!何してんの、こんな所で!』


と、すぐにオレだと分かったようだった。


内心、オレには運がついていると思った。コイツに色々と話を聞ける、そしてあわよくば写真も撮れるはず!


後輩Tの表情はすぐに和らぎ、懐かしさでいっぱいの表情に変わった。取り合えず新地を後にして近くの喫茶店に入り話を聞く事になった。

この後輩Tと合うのは10年ぶりくらいだ。10年前はパチプロでかなり儲けていた奴だ。よく卒業後もパチンコ屋に行くと必ず後輩Tに今日はどの台が出るか聞いてからパチンコをしたものだ。

まず何でこの世界に入ったか単刀直入に聞いてみた。すると後輩Tは多くは語らなかったが、知り合いの紹介でこの世界に入ったようだった。自分の世界の事はあまり聞いて欲しくないようだったのでその辺りは詳しく聞かなかった。

ここでは飛田新地料理組合というのがあり、この組合がお店とかなり連携しているらしく、客とのトラブルなどにはすぐさま対応するそうだ。

中には正月などに門松などを売りに来る筋の人もいるようで直接、契約しているお店もあるようだ。後輩Tはどちらに属するかも教えては貰えなかった。よって組合の人間なのかどうかは分からない。

後輩Tに飛田新地の取材についての趣旨を説明し、何とか取材に協力して貰えるようにお願いしてみた。

今回の取材の一番の目的

  飛田新地で働いている女性のインタビュー

これを一番したかった。

しかし後輩Tの話によるとここで働いている女性とはほとんど面識が無いので無理だと言う事だった。何とか女の子にアポイントを取れないかと訊ねてみるも無理だとの事。きっと後輩Tは自分の仕事をする為に言っているのだろう。後輩と言えどもその筋に身を置いている人間だ。いくら昔は仲良かったとはいえ、これ以上無理を言うわけにはいかない。

言葉には出さなかったけど後輩Tの瞳の奥には「これ以上は踏み込むな」という暗黙のメッセージが込められたオーラを発していた。オレもそれ以上は聞くまいと思わざるを得なかった。

そして店の看板を修正して店の内部を撮影しないなら画像を撮っても良いと言う事だった。店のすぐ側で撮影するとお店のやり手婆達が嫌がるので、撮影しやすいスポットまで教えてくれた。


まず、飛田新地のとても分かりやすい見取り図のリンク(良く出来ている)
http://gold.gazo-ch.net/dl.php?x=/cocoa.gazo-ch.net/bbs/24/img/200609/951964.jpg

碁盤の目のように整った区画で構成されている。
リンクの地図を見てもらえば分かるが東側に『嘆きの壁』と呼ばれている壁がある。飛田新地は周りから隔離されるように作られているのだ。



嘆きの壁の外側の写真



画像クリックで拡大

それにしても『嘆きの壁』とはどんなエピソードが隠されているのだろう。
遊廓(ゆうかく)と書いて隠語で『くるわ』と読む。『くるわ』とは「囲い」、「四方を囲まれた場所」の事をいう、ここ飛田では高さ約4mのコンクリートの壁が四方250mを囲っていたのだそうだ。今でもその痕跡は残っている。

遊女が逃げない為の対策でもあり、6つの門のうち交番のある大門(西側)だけが開いたと言われている。

当時は売られてきた女性も多かったかもしれない。逃げたくても逃げられないように四方を壁で囲まれ、遊女たちは何を思ったのだろう。

画像写真は奇麗に整備されているが、ここを下りるとまさに別世界が広がる。外からは屋根しか見えない。

この嘆きの壁上部の花壇に登り内部を撮影してみた。 



すでに店を物色しながら歩いている人もチラホラいる。



嘆きの壁からメイン通り

この画像はちょうどリンクを貼った地図を参照して貰えれば分かるのだけど飛田のメイン通りにあたる場所になる。道は狭い。

実際にこのメイン通りを歩いてみた。

店に出ている女性はどこも20代前半の子が多い。赤やピンクの暖色系のライトでライティングされ、店にいる女の子はみんなビックリするほどキレイな子が多い。





そしてここは大門通りと呼ばれる通り。
この道は広め、画像右手がメイン通りに繋がる。画像左手は年配のコンパニオンさんがいる店が多い。通りの名称も妖怪通りと名づけられている。若者から年配までが客層なのだ。それにしても妖怪通りとは凄まじいネーミングだ。



妖怪通りその1


新地の内側から見た ”嘆きの壁”

後輩Tからビルの屋上から撮影出来ると教えられた。


上から見た飛田新地

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gniKhtaeD パーカー(ブラック)1ランク上のパーカー!

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この辺りは青春通りと呼ばれる通り、やはり若い子達が多い店が固まっている。


妖怪通りその1を西から東へ進むと嘆きの壁付近、手前辺りに ”鯛よし百番” という居酒屋がある。この居酒屋は百番グループのお店で、大正時代に作らた遊郭をそのまま残した形で営業されている。明治、大正、昭和初期建築が好きなオレはかなり気になる建物だ。

アールデコ調(《装飾美術の意》1910年代から30年代にフランスを中心に流行した美術工芸の様式。単純・直線的なデザインが特徴)の建築様式で内部の画像は撮れなかったけどかなり豪華健欄な作りに仕上がっている。

参照サイト
http://kagetsurou.sub.jp/tobita1.html





”鯛よし百番”




道路のつきあたりは ”嘆きの壁”




この道を進むと妖怪通りその1に続く



百番裏手


年末はここでSKINの忘年会を開催しようかと考えている。
どうせなら内部の画像も撮りたいし、B級グルメ道(番外編)でも紹介したいと考えている。


そして『飛田で働くということ』(裏のハローワーク・草下シンヤ著)この裏のハローワークの中で詳しく紹介されているけどこれがほんのり泣ける話なのだ。草下さんはSKINでも『歴史はアウトローが作った』を執筆してくれているがこの話は何とももの悲しい。詳しく知りたい人は裏のハローワークを読んでみて下さい。
http://ag-skin.com/outraw/『歴史はアウトローが作った』


やはりここ飛田では自警団と呼ばれるものが組織されていて中々、取材はやり難い。ここを通るそれらしき女性にも数人声をかけて取材申し込みしてみましたがやはり難しいのが現状です。

しかし諦めずに頑張って取材してみたいと思います。
いつかその時が来るまで皆様、しばらくお待ち下さい。

そしてカメラを持ってここにくるのは絶対に止めましょう
たまたま後輩Tがおりましたので何とか話を聞けましたけど、全部は書けませんでした。



飛田新地、ここは昔ながらの色町です。良い悪いを語るような無粋な事は書きません。遊ぶなら粋に!欲望と悲劇が交錯する色町、嘆きの壁に隔たれた別世界、現実から逃れられる町、そして日本最大の色町なのです。






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