天空の城ラピュタの飛行石が欲しい! なら作っちゃえ! :: デイリーSKIN

先週>>
<<次週
[2011年03月30日00時00分00秒]
天空の城ラピュタの飛行石が欲しい! なら作っちゃえ!


天空の城ラピュタの飛行石が欲しい!そして彼女にプレゼントしたい!
「僕のシータになってください!」(←無理)

そんな思いから作ることにしました。(ライター:チュロス)






と言っても初めてのことなので、どうしてよいか分からず、

「造形といえばパテだろ!」的ノリで、とりあえずパテを買いに日本橋へ。

パテにもいろいろありました。
オーブンで焼くと固まるものや光に当てると固まるもの。
値段も安いものから高いものまでいろいろです。

2〜3時間で固まる、値段のお手ごろなところを買いました。

 


飛行石をネットで調べながら、パテをネリネリネリネリネリネリ。
なみだ型のようなたまご型。ネリネリネリネリネリネリ

とりあえず乾燥。

 

3時間ほどで、カチカチ!石みたいにカチカチで、感動しました!

これをサンドペーパーでなみだ型のようなたまご型に削っていきます。

  

まだ、形が悪い。


  

おぉ!いい感じになってきた。

 


目の細かいペーパーで磨くとツルツルのピッカピカ!

 


形が出来たところで紋章を下書き。

 


下書きに沿って彫っていき、またペーパーで磨きます。

 


やったー!できた!

 


と思ったら、飛行石って裏にも模様が入ってるのか!
そんなシーンあったかなぁ〜。

ラピュタ見てチェックしなければ!

おぉ!わずか2シーン、チラッとありました!
なので裏も下書きして彫りました。

 

これにサーフェイサー塗装して磨く。ピッカピカに磨いて「原型」の完成。

この原型をシリコンで型取りしてレジンを流し込んで紋章を塗ってうめて、穴を開けて…。


まだまだ終わらんやないか〜!


おじさんもう、疲れたよ。

 
ぐぅ〜 (シ〜タ〜!むにゃむにゃ)

つづくかも…





今回はいよいよ型取りです。
出来上がった原型にサーフェイサーを塗りました。

 



コンパウンドで磨くとピッカピカに

 



そして、シリコンで型取り。
やったことがないのでいろんなサイトを見学。お金のかからない良い方法を真似てみました。

 



ねんどに原型を半分くらいまで埋めます。このとき、ねんどと原型の隙
間をしっかりと埋めておかないとダメ。

 

原型の大きさに合わせてプラ版の枠をつくります。
プラ版で枠を作ったほうが自由が利くのでシリコンを節約できます。


原型を埋めた粘土にプラ版の枠をはめ込みます。そしてもう半分の型に合うように穴を開けておきます。

 


いよいよシリコンで型取り!
通常のシリコンよりも2倍近く量産できるタイプのものを買いました。

 


少しシリコンを入れて気泡をつまようじで取り除きます
気泡が取れたところで、残りをドバ〜っと。

 

そして待つこと24時間。にっにじゅうよ時間!そんなに待つの!

 
 ぐぅ〜


やっとこさ、型の半分ができた!
シリコンが固まったのを確認して、枠をはずす。

 



原型がシリコンから外れないように注意しながらねんどをとります。

 

次は、この半分に剥離材ぬって、またプラ版で枠を作って、シリコン流して、24時間まって、レジンに色をつけてながして…

まだまだ終わらんやないか〜!


おじさんもう、疲れたよ。

 

ぐぅ〜 (シ〜タ〜!むにゃむにゃ)



つづくかも…





半分出来上がった型をさらに枠組みしてもう半分を作っていきます。

 



そして、半分の型同士が引っ付かないように、剥離材をぬっておきます。

  



シリコンを混ぜて型に流して、気泡を取り除きながら徐々に流す。

  


また、待つこと24時間…


 




そうそう、話は変わりますが、型に流し込む樹脂のことを「キャスト」って言うそうです。
「キャスト」と言えばデズニーランドの中で働いている人もキャストと言うそうです。

なんで?でも、夢があってええやないか!あぁ〜デズニーランドにいきたいなぁ〜。

チュロPのチュロは何を隠そうデズニーランドのチュロスのことなのです!
あぁ〜チュロス まいう〜!(←妄想食い)

チュロPはジャングルクルーズが大好きです!
他のアトラクションもどれも好きですが、ジャングルクルーズは船長さんが愉快なのが非常に良いですね(^^)

「ジャングルクルーズの船長さんになりたい!」
とおっさんながら本気で思いましたぞ!



24時間っ経ったところで、枠をはずしてみると…



!!!!



ひっ引っ付いとるやないかー!

剥離材の成分が同じみたいだったので、手元にあったものを使ったのですが、やっぱり、ちゃんと剥離材買わなくてはダメですね。


とっとにかく原型を救出せねば!!

  


カッターで真っ二つに切りました。ガタガタに切ったおかげであわせるのが楽です。

  



これに空気穴と、キャストを流し込む穴をあけて輪ゴムで止めて、ここに色付キャストを流し込むのです。

  

 







飛行石シリーズ4回目。いよいよ型にキャストを流し込んで完成ですぞ!

型のシリコンに空気穴と流し込み用のあなを開けておきます。
キャストにはA液B液ちゅうのがあるんやね。

  



飛行石のサイズが、35×30×20mmなので25ml必要。
たくさん作りたいのを我慢してとりあえず4つ分のキャストを各50ml、合計100ml用意しました。

 

A液にエナメル塗料を入れ、硬化時に泡が抜けるように脱泡剤を混ぜて、20分ほど置きます。

  

  


A液とB液を12mlづつ混ぜて型に流し込みます。

  


おぉ!もうすぐ完成するかと思うとちょぴり感動!
透明のシリコンで中もよく見えマッスルムッキムキ!

待つこと20分。


!!!!!!
なっ、なんじゃこら〜!! アワアワになっとるやないか〜!

 

 

なるほど!あぁ〜、なるほど、なるほど。

空気を抜きながら硬化させるわけね。あぁ、なるほど。

そんでもって、もう一回チャレンジ。
今度はキャストを流し込んでから、固まるまでブンブン手を回し続ける!

でも、またアワアワ。…なんで?

o( ̄ー ̄;)ゞううむ

おぉ!たこ焼き!たこ焼きの要領で半分づつ作ってみよ!
大阪に住んでなかったらこんなにステキなアイデア出てないな。

  

わぁ〜きれい!


おぉー!ええ具合に火が通って、たこ焼きが…って
またアワアワやないかー!

  

ダメだこりゃ!
おじさんもう、疲れたから寝る!ムッキー!

 





つづくかも…






先週は
1.色が透明でない。
2.アワアワである。

の、失敗でしたので今回はこれらを克服すべくチャレンジしてみマッスル!ムッキムキ!



泡が抜けやすいように穴を少し大きくしてみました。
また前回、色が透明でなかったので今回は塗料を少なめにしてみます。

 


A液に泡抜剤をいれて20分置きエナメル塗料をちょっぴり入れる。

  




かき混ぜてみるとちょうど良い色合いになりました。

  



B液を足して型に流し込む。

  



おぁ!来たな!アワアワ!
「くらえ!波紋パワー!」バシ!バシ!


  

アワアワをデコピンで逃がしてみました。が、効果なし!
ラピュタ人にしか飛行石の結晶は作れないのか…


しかしながら、前回よりは透明になっていました。

  
 <前回>                <今回>




あとは、アワアワやなぁ〜

  ダメだこりゃ



つづくかも…








あっ!そうそう!
宮崎駿ネタですが、メールソフトのポストペットを開発された八谷和彦さんが
「風の谷のナウシカ」に出てくる一人乗りの飛行機「メーヴェ」を作っているそうです。



実際のメーヴェとはかなり異なるらしく、
そのために「メーヴェ」という名では呼んでいないそうです。

えらい!

原作と同じものが出来るまで「メーヴェ」と呼ばないということは、
必ずや「メーヴェ」が完成するとみましたぞ!

メーヴェ完成の暁には、チュロPの飛行石と交換キボンヌ!




今度こそは完成させたい!
いや今度は完成できるような気がする!

なぜなら、オークションでハカリを買ったから!2500円!(安いかな?)

 


前回までのアワアワを克服すべく、思い切ってハカリを買いました。
ちゃんと量ればアワアワが無くなるはず!なんやけど…

 

色もちゃんと透き通った色にしたいので専用の染料を買いました。
こんなちっちゃい小瓶で500円!高!


シリコンやらペーパーやら、あれもこれもで最初は、お金使うんやなぁ〜(;´д`)トホホ


早速、買ったハカリと染料を使って造ってみました。

  

慎重に、A液とB液を…
おぉー!ピッタリ12mgにヒデキ感激ー!

  

染料を混ぜてみると、やっぱり専用だけに透き通ってます!

そして、いよいよ型に流し込む、待つこと20分ほど…

 










うげぇーーーー!

また失敗やわ〜  あわあわ

 


ダメだこりゃ!
また来週ーーーーーー!

 

  …



  ……







  ………。





  !!!!










いやいや今回は気合十分!
再チャレンジ!


何を隠そう実は以前から、秘策を用意していたのでありマッスル!ムッキムキー!


その秘策とは、「硬化するときの温度を下げてゆっくりと固める」

あぁ!チュロス賢い!エライ!

なるほど、ゆっくり固まれば泡も抜けますわなぁ〜

で、温度を下げる方法とは、


水攻めじゃ〜!(この辺はあんまり賢くない…)

 
 (なっなにもしりませぬ〜)


ぬぅ〜!しぶといやつめ!吐け!吐かぬかー!
じょぼじょぼ〜(水が入る音)

お主が、やったのであろう!分かっておるのじゃ〜!吐けー!

じょぼじょぼ〜

 
 (やっておりませぬ〜)




ドSを演じること、20分…

 

あかん!アワアワやー!
また来週ーーーー!






何で、アワアワに…。

飛行石を作った方のHPを見たとき、
24時間かけて固まる樹脂を使っていると書いてありました、

最近お知り合いになったninoさん
も硬化時間の長いものを使っているそうな…

大量生産したいチュロPは20分ほどでカチカチになるモノを使っていました。
これがあかんのかなぁ〜


分からなくなってきたので、
思い切っていつも材料を買っているお店の方に聞いてみることにしました。


いざ、日本橋に!


「透明のキャストを使っているのですが…アワアワに…」


「すみません、これを…」

 
 (照れ笑いで、飛行石を見せてみる)

「あはは!、なるほど、なるほど」

(飛行石を見て笑ったんか?アワアワを見てか?ん?)

親切な店員さんで、今使っているものはかなり難しいものだそうで、やはりゆっくり固まる
モノがおすすめですよと教えてくれました。(^^)

それから数日後、ゆっくり固まる樹脂を買い、
再チャレンジ!24時間かけてゆっくりと固めてみれば…

 

多少細かい泡があるものの、90%完成!
紋章にゴールドをいれて、コンパウンドでピカピカに!


「おぉ!あの光の指す方向にラピュタはあるのだ!」

  



失敗は成功の基と言いますが、本当にその通りでした。



 (ありがとう失敗作品たち)




「飛行石を作る」は今週で完結!(はぁ〜やっと終わった)














🌟とにかくセクシーなMUSIC PV ニッキー・ミナージュ ケツを自在に動かせるスンゴイ技

先週>>
<<次週
メニュー