むちむちぷりんは魔法の言葉 まとめ :: デイリーSKIN

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[2017年10月17日00時00分00秒]
むちむちぷりんは魔法の言葉 まとめ

iTunesで日活ロマンポルノ配信が解禁、リブート5作と旧作20タイトル。BD-BOXも発売


 
(ライターFT)

むちむちぷりんは魔法の言葉


 むちむちぷりんという言葉、日活ロマンポルノから始まったのだろうか?

 正しくは宇能鴻一郎による官能小説、「むちむちぷりん」からが始まり。

 官能小説界に革命を起こした人物らしい。



 宇能鴻一郎は東京大学大学院に在学中に芥川賞を受賞し、官能小説家に転身したという異色の天才作家。

【内容紹介】
あたしって、いけない女なんです。やさしい夫というものがありながら、主人の会社の人、若い運転士、絵画教室の先生……。みんなあたしのからだにひきつけられてしまって。でも、誘惑されると、いけないと思いながらも、あたし、つい、よろめいちゃうんです。
みずみずしさに溢れた女性の告白文体を確立し、官能小説の一時代を築いた芥川賞作家宇能鴻一郎の代表作が、今、よみがえる!


 むちむちぷりんという言葉は女性の体を一言で表現している言葉、この言葉の中には、ただのぽっちゃりな女性ではなく、その中に官能的でエロスを感じさせる言葉ではないだろうか。軽いタッチでエロスを表現する中では、この言葉、まさに魔法の言葉ではないだろうか。

 「むちむちぷりん」

 最高です(笑



 宇能鴻一郎の天才さはこれだけではなく、凄い量の作品を書いている。

 中でもこの「むちむちぷりん」という言葉はなんとも言えない(笑

 これだけで、色々な想像を掻き立てられるのは何故だろう。

 日活のロマンポルノで映画化もされているので、興味のある人はご覧下さい。





西村昭五郎が87歳で死去、「団地妻・昼下りの情事」「競輪上人行状記」などを監督



 
(ライターFT)

むちむちぷりんは魔法の言葉 表現の自由


 日活ロマンポルノの記念すべき第1作目は「団地妻 昼下がりの情事」、タイトルだけでも性を助長するような刺激的なタイトル。この作品が生まれる前と後では、「団地妻」というワードのもつ性的な意味は違ってくるように思います。この作品が出る前、会話の中で「団地妻」というワードは頻繁に出ては来なかったはず。



 現代なら「団地妻」ではなく「UR住宅妻」になる。しかも府営団地や市営団地などは高齢化が進み、おばあちゃんやおじいちゃんしかいなくなっている団地が多いのも事実。

 この「団地妻」シリーズ、ヒットし、続々と後続の作品が日活ロマンポルノで製作される。

 「団地妻 昼下がりの情事」は売春組織に主人公が最終的に殺人まで犯してしまう結末になる少し暗めの内容に仕上がっている。この団地妻シリーズで不動の人気を得た、白川和子は現在でも活躍する名女優となっている。



 「むちむちぷりん」と言い、「団地妻」というワードにしろ、これだけで性的なことを連想してしまうのは私だけではないはず。

 私が小さな頃、街のいたるところに日活の成人映画のポスターが普通に貼られていました。



 普通にバストトップも隠さずに貼ってありました。子供心にワクワクして、いつかは見に行きたいと密かに思っていました(笑



 こちらなどは完全に忘れられた「女郎」というキーワードが出てきます。

 完全に今では生活の中で使わないワードですが、この言葉が使われなくなったのは女性を差別的な呼び方として自主規制され始めたのでしょう。女郎というのは江戸時代、遊郭で働く女性を指した言葉になります。

 差別的な言い方と判断されるのでしょう。
板尾創路主演ロマンポルノ、ポスタービジュアル&予告編解禁



 
(ライターFT)

むちむちぷりんは魔法の言葉 表現の自由 完全にアウト編


 美保純主演の「トルコ特急便」、今では完全にアウトなタイトル。

 実際にトルコからクレームが入って、国際問題に発展しかけたというから驚き。私が中学生の頃にはソープランドと名称が変わっていたと記憶しています。

 日活のロマンポルノ以外の普通の作品でも、当時のトルコ風呂のシーンは結構ありました。中でも今は亡き菅原文太主演の「トラック野郎」などは、文太演じる桃さんは行きつけのトルコ風呂があり、普通に本番ありのトルコ風呂、現在のソープランドに通う桃さんは、今思えばすごいシーンだったんだと思います(笑



 トラック野郎の桃さん、手紙などは全て行きつけのトルコ風呂に送るようにしている。普段はトラックで長距離の仕事ばかりで、多分、住民票は行きつけのトルコ風呂、「ふるさと」に設定しているのかも知れません(笑



 今でも可愛らしい美保純、当時は日活のロマンポルノで惜しげも無く美しい身体を披露してくれていました。



 そしてまたもや菅原文太、「喜劇 トルコ風呂王将戦」昭和46年公開のコメディ作品。これなどは普通の映画としてのタイトルで考えても絶対にアウトなタイトルです。現代風に直してもかなりしんどい。

 「コメディ!ソープランド王将戦」

 主演、竹内力

 Vシネならありえるかも(笑

ストーリー
男子一生の志を立て、五本の指に入る大実業家を夢みる東次郎は、あらゆる職業を転々としたもののさっぱり芽が出ず、逆に尾羽打ち枯らして大阪十三に流れて来た。無一文の彼は「極楽トルコ」の招待券を拾い、それを手に「極楽トルコ」の客となって、その名器イボ八によってミストルコの玉子のヒモになり、彼女のアパート桜荘にもぐりこんだ。桜荘には、ミストルコの千枝、明美、ゆかり、加代子等がヒモの正ちゃん、鉄男、有馬等と住んでいた。次郎も人生再出発を期して、ヒモとしての生活を始めた。次郎は「トルコ・ニューヨーク」のナンバーワン悠子の噂を聞いて、彼女も手に入れてしまうと共に、次々とミストルコのかけ持ちを始めた。ところが街で知り合った令嬢礼子、実は「トルコ・マンハッタン」のナンバ−ワンを見染め、実業家として成功する金を得るために、イボ八を使いすぎて女たちに逃げられてしまう。そこで次郎は、ピンクタクシーなる珍商売を考案、白タクと売春の共同商売を始め大成功。桜荘の連中も参加して事業は拡張していった。ところが、やがて地元の暴力団中尾組の利益と対立、痛めつけられる。次郎の珍商売のアイデアに感じいった桜荘の家主で金貸しの川畑かねの資金援助で、アイデアー杯のトルコ風呂「パラダイス」をつくることになった。


 主演は山城新伍、大原麗子も出ているなんて・・・

 とにかく、今では考えられないことができていた時代なんですね。

 自由ってすごいね。 

 











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